PRESS RELEASE
2009年11月19日
富士通株式会社
(本資料は、ドイツで開催されたVISIT IT Forumで富士通とNetAppが発行したプレスリリースの抄訳です)
富士通とNetApp、グローバルパートナーシップの拡大を表明
共同でソリューションの提供と販売活動における協業関係をさらに拡大
富士通株式会社(以下、富士通)とNetApp Inc.(以下、NetApp)は、本日、両社のパートナーシップをグローバルにより強固なものとし、緊密に統合され、かつ自動化されたストレージとデータマネジメントソリューションを提供する計画を表明しました。
両社のもつ技術の優位性を元に、仮想化、ストレージやデータの管理、さらにはストレージサービスやさまざまなソリューションの分野において、製品開発を含めた計画を推進してまいります。
本協業の概要
- 生産性の向上と効率的な運用
両社は、富士通のリソース管理体系とNetAppの持つストレージ管理ソフトの連携を強化してまいります。これにより、仮想化システム上の論理プラットフォームに、お客様の要件に応じてサーバ、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアを動的に割り当て、統合することができます。また、データセンター環境におけるお客様システムの容易な管理と、すべてのサーバ、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアの全てを単一のコンソールで管理可能とすることで、使い勝手を向上し生産性と運用性の向上を実現します。
- 優れた技術の統合
両社の優れた製品とソリューションの統合により、お客様は投資の削減が可能であり、既存システムの運用改善と業界のリーディングベンダーである両社から提供される優れたソリューションを享受することが可能となります。両社はグローバルに、互いに補完する製品を販売することも含め、市場展開をすすめていくことも検討してまいります。
両社は富士通のSAN(注1)ストレージである「ETERNUS」と、SANストレージをNAS(注2)として利用できるNetAppの「Vシリーズ」との統合によりSAN・NAS統合ソリューションを提供してまいります。本ソリューションの提供は、ストレージに関する管理と効率性において、メリットと機能的拡張をお客様にもたらします。また、実際に、お客様の運用を変更する必要がないため、既存の投資を保護することが可能です。
- 先進的なサービス
両社のストレージに関する広範囲なスキルを持つサービスプロフェッショナルがお客様やパートナー様を支援する新たなパートナーシップを推進します。
両社はコンサルティングからプロフェッショナルサービス、マネージドストレージサービス、さらにはメンテナンスサービスの共同ポートフォリオを開発し提供してまいります。このサービスに関する共同ポートフォリオは、まず欧州から取り組みを開始する予定です。
NetApp President & CEO トム・ジョージャンのコメント
「お客様のIT部門は、コストと運用の効率化をより向上させる方法を探しており、データセンターの要求要件を満たすために、より包括的で協調的なアプローチのとれるベンダーを選択する方向に移行しつつあります。
NetAppは、富士通との連携を拡大することで、より緊密に統合され自動化されたデータマネジメントソリューションを提供することになると確信します。」
Fujitsu Technology Solutions CEO カイ・フローレのコメント
「FTSが富士通グループの一員になって以来、FTSはグローバルなITポートフォリオの共通化に貢献してまいりました。NetAppのユニファイドストレージにおける強みは、我々の高品質、高性能、高信頼のストレージ製品「ETERNUS」およびソフトウェアと完全に同期し、お客様のどの様な要望にも応え得る共通のストレージポートフォリオが構築できるものと確信します。」
商標について
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 SAN：
- Storage Area Network。外部記憶装置間および記憶装置とコンピュータの間を結ぶ高速なネットワーク。
- 注2 NAS：
- Network Attached Storage。ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機。
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
電話： 0120-933-200
受付時間： 9時～17時30分（土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
