PRESS RELEASE (サービス)
2009年11月17日
富士通株式会社
世界初! PSLXプラットフォーム準拠。基幹システムと製造管理システムを結ぶシステム構築費用・期間を50%削減
当社は、このほど、製造業界向けに基幹業務システムと、製造現場に導入されている製造管理システムの製造スケジュールを管理する生産スケジューリングシステム「GLOVIA/SCP FA V8」を、本日より販売開始いたします。
本製品により、製造業のお客様は、基幹システムで作成した生産予定と製造管理システムで作成した製造計画を結び付け、製造現場における製造ラインの効率的な運用や、部品などの在庫の最適化が行えます。
また、本製品は、多くのパッケージ製品を柔軟に結び付けることを目的に作成されたPSLXプラットフォーム(注1)に準拠したデータ通信機能を世界で初めて搭載しています。
これらにより、お客様は、効率的な生産活動が実現でき、加えて、基幹業務システムと製造管理システムを結ぶシステムの構築費用・期間を50%削減することが可能となります。なお、本製品は、生産スケジューリング分野で多くのシステム開発経験を持つ株式会社富士通アドバンストエンジニアリング(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:長屋亙勇)が開発しました。
[関連リンク]「GLOVIA/SCP FA」紹介サイト
現在、製造業においては「つくり過ぎのムダ」、「手持ちのムダ」、「在庫のムダ」などの工場内のムダを削減するために「生産スケジューリングシステム」の導入が進んでいます。「生産スケジューリングシステム」では「ERPシステム(注2)」の日単位の生産予定から製造現場で必要な時間・分・秒単位の生産予定を、生産設備や段取りなどの製造現場のさまざまな制限・制約を考慮し立案します。また「生産スケジューリングシステム」を導入する際には「ERPシステム」や「MESシステム(注3)」などとのシステム間データ連携の構築が必要不可欠です。
こうした背景を踏まえ、当社では多くのパッケージ製品に柔軟に対応し、製造企業のムダを削減する生産スケジューリングシステム「GLOVIA/SCP FA V8」を販売開始いたします。
製造上のさまざまな制約「人(Man)」「機械(Machine)」「材料(Material)」「方法(Method)」を考慮した計画立案が可能です。また、立案結果はガントチャート、負荷グラフ、集計表により、さまざまな視点・観点から、多角的な評価・修正を行うことができます。
世界で初めて、PSLXプラットフォームに準拠したデータ連携機能を提供します。基幹業務システムより生産予定を取り込み、スケジューリング結果である作業オーダーをPSLXプラットフォームを介し、製造管理システムへ伝達します。これにより、従来の基幹システムと製造管理システムでデータ連携を行うシステム構築に比べ、構築費用、期間を大幅に削減します。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
GLOVIA/SCP FA V8 APS | 470万円 | 即日 |
GLOVIA/SCP FA V8 スケジューラ | 300万円 | 即日 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。