PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2009年10月8日
富士通株式会社
ストレージシステム「ETERNUS DX60」「ETERNUS DX80」新モデルを発売
多彩なモデルにより柔軟で最適なシステム構築が可能
当社は、エントリーシステム向けのストレージシステム「ETERNUS(エターナス) DX60」「ETERNUS DX80」に新たなインターフェースとディスクをサポートしたモデルを開発し、本日より全世界で販売開始します。
「ETERNUS DX60」「ETERNUS DX80」は、これまでのファイバーチャネル(FC)インターフェースに加え、iSCSI(注1)、SAS(注2)インターフェースを、また「ETERNUS DX80」は、SASディスクドライブに加え、高速で省電力なSSD(注3)をサポートします。
これらのラインナップ強化により、お客様のさまざまなニーズにお答えし、より柔軟で最適なシステム構築が可能となります。
［関連リンク］ETERNUS 紹介サイト
「ETERNUS DX60」「ETERNUS DX80」は低価格ながら高い拡張性と信頼性、処理能力を備えたエントリーディスクアレイです。特に、拡張性に優れ、安価で容易にネットワークシステムを構築でき、中小規模のシステムに適しています。また、機密情報への不正アクセスを防ぐデータ暗号化機能や、アクセスしていないディスクの回転を停止するエコモード機能などを備えています。
このたび、新たなインターフェースとディスクをサポートした新モデルを販売開始します。
新モデルの特長
- 多彩なインターフェースサポート
サーバへの接続インターフェースに、従来のFCに加え、iSCSI（最大1Gbps）とSAS（最大3Gbps）をサポートします。iSCSI、SASはFCに比べ、安価にシステム構築が可能で、お客様は各種サーバやシステムにあわせ最適なインターフェースが選択できます。
- SSDサポートによる省エネ、高速化の実現
ストレージメディアとして、従来の高性能なSASディスクドライブと、大容量、低価格なニアラインSASディスクドライブに加え、SSDをサポートします。SSDはハードディスクドライブと比べ、約51%の省電力化(注4)と約14倍の高速化(注5)を実現します。
「ETERNUS DX80」は最大120本のディスクを搭載可能で、またこれら3種のメディアは同一筐体内に混在搭載することができるため、用途に合わせ柔軟に拡張することが可能です。
販売価格および販売開始時期
| 商品名 | 販売価格（税別） | 販売開始時期 |
|---|---|---|
| ETERNUS DX60 | 76万4,000円から | 2009年10月8日 |
| ETERNUS DX80 | 242万3,000円から |
商標について
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
添付資料
PDF 製品仕様一覧 (50KB)
PDF 製品ラインナップ (74KB)
以上
注釈
- 注1 iSCSI：
- Internet Small Computer System Interfaceの略。
- 注2 SAS：
- Serial Attached SCSIの略。iSCSIと共に、サーバとディスクアレイなどのデバイスを接続するインターフェースの一つ。
- 注3 SSD：
- Solid State Driveの略。半導体記憶素子を用いたドライブ装置。
- 注4 約51%の省電力化：
- アクセス時における200GB SSDと146GB SASディスクドライブの当社比。
- 注5 約14倍の高速化：
- Read処理時におけるランダムアクセス性能の当社比(RAID1構成時)。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
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