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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2009年10月27日
富士通株式会社

企業内クラウドの構築を支えるインフラ製品群の提供

当社は、お客様先の基幹システムを企業内クラウドとして構築するための製品、サービスを本日より順次提供開始します。仮想化や自動化などのクラウド技術でシステム最適化を実現するための製品強化に加え、マルチベンダー、マルチプラットフォーム環境に対応した新規製品および支援サービスの提供を始めます。

また、クラウドコンピューティングに関する当社の商談対応のための体制を強化し、クラウド利用サービスに加えて、お客様先での企業内クラウドの構築まで対応できる一貫した営業支援を行っていきます。

さらに、企業内クラウドを構築するためのクラウド技術を体系化、標準化し、支援サービスとしてお客様に提供する「クラウドインフラセンター」を新設します。

当社は、プロダクトからシステム構築、運用・保守までのトータルサービスにより、お客様の経営や業務に最適なシステムを高信頼かつ短期間に構築し、ITシステムのコストダウンに貢献してまいります。

当社は、お客様先にあるマルチベンダー、マルチプラットフォーム環境の基幹システムなどを企業内クラウドとして構築するため、以下のプラットフォーム製品群、および支援体制・サービスを提供します。

  • 仮想化・自動化を実現するプラットフォーム製品

    既存のハードウェア、ソフトウェアにシステム最適化を実現するための機能強化を行います。

    また、BMC社のサーバ運用自動化ソフトウェア「BMC BladeLogic Operations Manager」を新規提供開始します。

  • 支援体制・支援サービス

    クラウドコンピューティングに関する商談支援体制を強化します。

    また、企業内クラウド構築のための支援サービスを提供します。

仮想化・自動化を実現するプラットフォーム製品

  1. サーバプラットフォーム製品

    お客様の稼働資産に応じた最適な仮想化環境を提供します。

    • PCサーバ「PRIMERGY」、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」、UNIXサーバ「SPARC Enterprise」
    • ネットワークサーバ「IPCOM」
  2. ストレージプラットフォーム製品

    ディスク、ボリューム、ファイルシステムの仮想化に対応し、効率的なストレージ管理と運用を実現します。

    • ストレージシステム「ETERNUS」DX60/DX80/4000/8000/NR1000F/VS
  3. 仮想・物理環境を見える化する管理ソフトウェア

    仮想・物理環境の混在するサーバ、ストレージ、ネットワークの稼働状況や障害の発生箇所、影響範囲を見える化する管理ソフトウェアを提供します。

    1. 「ServerView Resource Coordinator VE」

      仮想・物理環境、マルチプラットフォーム環境のサーバを見える化し、サーバの監視や操作性を統一します。

      <主な特長>

      • 仮想・物理やプラットフォームの違いを意識せずに迅速かつ正確に状況を把握、サーバの起動・停止、リブートを統一した操作で実現。
    2. 「ETERNUS SF Storage Cruiser」

      仮想・物理環境、マルチプラットフォーム環境のストレージを見える化し、作業のスピードアップや人的ミスの低減を実現します。

      <主な特長>

      • ストレージの新規・追加導入作業の簡略化、サーバに割当てられたディスク確認が容易に可能。
  4. サーバ運用自動化ソフトウェア「BMC BladeLogic Operations Manager」の新規提供

    マルチベンダー、マルチプラットフォームのサーバ環境における運用手順を標準化するBMC社のサーバ運用自動化ソフトウェア「BMC BladeLogic Operations Manager」を当社より販売開始します。

    <主な特長>

    • OS、ミドルウェア、アプリケーション設定などをマルチベンダー、マルチプラットフォーム環境にわたって自動化することが可能。
    • 「ServerView Resource Coordinator VE」と組み合わせることにより、下記を実現。
      • OS、ミドルウェア、アプリケーションの導入・設定作業をサーバの運用ルールに従い、修正・変更を自動化することによるオペレーションコスト低減
      • 修正プログラムの管理と配付、システム復旧などサーバ保守作業の自動化によるシステムの安定運用

支援体制・支援サービス

  1. システム最適化に向けた支援体制強化
    1. 専任営業支援体制の強化

      クラウドコンピューティングに関する商談に対応するための営業支援体制を強化します。お客様先での企業内クラウドの構築からクラウド利用サービスまでワンストップで支援します。

    2. 「クラウドインフラセンター」の新設

      システム最適化の実現に向けた支援サービスの提供と、クラウド技術を活用したITシステム構築のためのインフラソリューションを開発、検証します。また、それらの検証したノウハウを体系化、標準化し、支援サービスとしてお客様に提供していきます。

  2. 支援サービスの提供
    1. お客様ITインフラ最適化に向けた支援サービス

      マルチプラットフォーム、マルチベンダー環境におけるシステム最適化を実現する下記支援サービスを提供します。

      • 導入ワークショップ、プラン&アセスメントサービス
      • システム設計・構築サービス、資産移行支援サービス、運用管理基盤設計・構築サービス
      • 運用支援サービス、評価支援サービス、保守サービス
      • 運用設計サービス
    2. セミナー・デモ・検証メニューの強化

      企業内クラウド環境に対応したセミナー・デモンストレーションメニューを提供します。お客様システムの現状に合わせて、クラウドの導入イメージを体感できるメニューを揃えています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

サービスビジネス本部 クラウドビジネス推進室
電話: 03-6424-6257(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。