PRESS RELEASE (サービス)
2009年10月21日
富士通株式会社
自宅待機の状況に応じた柔軟な料金体系と早期導入を実現
当社はこのほど、新型インフルエンザ対策サービスとして、自宅などの社外から社内ネットワークにアクセスして業務を継続できる接続数オンデマンド型のリモートアクセス・サービスを本日より販売開始します。
本サービスは、新型インフルエンザの蔓延時においても自宅などからリモートで企業のネットワークに安全に接続し、業務の継続を可能にするものです。自宅待機者の人数に応じた利用者ID発行や、柔軟な料金課金制を実現することにより、企業や組織のお客様は、突発的な事象が発生しても、迅速にかつ安価にリモートアクセス環境を利用することができます。
今回の新サービスは、当社の安心安全ソリューション「SafetyValue」の新型インフルエンザ対策関連ソリューションにおける追加サービスとなります。
当社では、新型インフルエンザ蔓延時の企業の事業継続を支援するため、コンサルティングや緊急連絡/安否確認サービス、テレビ会議システムなどをパッケージ化した新型インフルエンザ対策関連ソリューションを2009年1月より提供しています。このたび、さらなる新型インフルエンザの感染拡大が予想される中で、家族内感染による自宅待機者などの人数に柔軟に対応する料金体系や接続ID発行などを実現するリモートアクセス・サービスを提供します。
また、本サービスは新型インフルエンザ対策のほかにも、顧客先や出張先からの業務利用や、ワークスタイルの多様化や育児対応などを意識した在宅勤務においても活用することができます。
お客様が自らリモートアクセス環境を構築する場合、あらかじめ最大の利用者数を想定し、利用ライセンスを購入しておく必要があります。本サービスは、同時接続数10を基本として、これを超過する部分は自宅待機となる従業員数からの同時接続数の上限に合わせた従量制の料金体系を設けました。このため、あらかじめ最大利用ライセンス数を購入する場合に比べて、利用コストの抑制が図れます。
本サービスでは、従業員番号などのお客様が把握できる体系で接続IDを付与することができます。従業員の自宅待機命令や解除など、緊急を要する場合においても、接続IDの追加や削除、利用権限の変更をお客様管理者自身が設定できるため、迅速な対応が図れます。
新型インフルエンザの流行拡大に伴い、自宅などの社外からの業務継続を想定して、自社のネットワーク環境を再点検するお客様が増えています。
本サービスは、このようなニーズに対応して、PCを利用した社外からの安心安全なリモートアクセス環境をサービス型で提供いたします。お客様が100人の同時利用を想定して自ら新たにネットワークを構築する場合に比べて、機器購入・構築などの初期投資を含んだ1年間の総コストで20~60%の削減(注1)が図れます(当社比)。
サービス内容 | 初期費(税別) | 利用料(税別) | 出荷時期 |
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FENICSⅡユニバーサルコネクト ・基本サービス(利用者100名) ・PC接続サービスオンデマンド利用(同時接続数10~100) |
10万円 | 26万円~(月額) | 即日 |
事業継続のためのリモートアクセス環境の準備を早期に整えていくことを目的とした価格キャンペーンを実施します。来年3月21日までの稼動開始分を対象に、上記初期費を無料に、また基本月額利用料26万円を16万円に致します。
2009年度で、200社への適用を計画しています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
サービスビジネス本部 ネットワークサービス推進部
電話: 03-6424-6250(直通)
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