PRESS RELEASE
2009年6月3日
富士通株式会社
SAPジャパン株式会社
~「SAP BusinessObjects」を使った経営情報の活用でお客様の企業競争力に貢献~
富士通株式会社(本社:東京都港区、社長:野副州旦、以下、富士通)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:ギャレット・イルグ、以下、SAPジャパン)はこのほど、企業の膨大なデータを経営情報として見える化し戦略的に活用するための「EIM(Enterprise Information Management)ソリューション」について、早期に効果を上げていただくために、ソフトウェア、ハードウェア、サービスをセットにした「EIMファストスタートパック」を商品化し、本日より両社で提供を開始します。
「EIMファストスタートパック」には、BI(Business Intelligence)ソフトウェアの「SAP BusinessObjects」を活用した経営情報分析のシナリオと、柔軟な分析画面および分析結果レポートを用意しています。
これにより、お客様は、製品別の販売や部品供給などの状況を素早く見える化し、経営に役立てることができます。また、部門や業務単位で優先的に取り組みたい課題部分から手軽に導入できる商品であり、投資対効果を踏まえて、順次適用範囲を拡大していくことが可能です。
富士通とSAPジャパンは、2008年11月に、「EIMソリューション」の企画、検証、提案、サポートを行う「EIMソリューションセンター」を開設し、共同でマーケティングや販売活動を行ってきました。昨今の厳しいビジネス環境の中でお客様は、投資対効果の視点から優先度の高い施策を早期に実行し効果を出すことを強く求めています。
上記のニーズに対応するため、両社は、「EIMファストスタートパック」を商品化し、「EIMソリューションセンター」を通じて、提供していきます。「EIMファストスタートパック」は、富士通がPCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」への「SAP BusinessObjects」のインストールと基本設定を行い、両社で、操作教育、経営情報分析シナリオ、導入評価などのサービスを提供するものです。
お客様は、今回新たに提供する「EIMファストスタートパック」により、事業分析モデルや販売分析モデルのベースシナリオと、柔軟な分析画面や分析結果レポートを活用し、該当するお客様のデータを収集、変換、加工することにより、製品別の販売や部品供給、在庫状況といった現場の現状を素早く、かつわかりやすく見える化することができます。
これにより、重要な課題解決施策の立案に必須となる経営情報を優先的に、特定の部門や業務といった単位で見える化し、投資対効果が高い部門データや業務データ検証をしながら、順次適用範囲を拡大することができます。また、経営情報を見える化するためにはデータの統合・信頼性が重要になってきます。これを実現するためのデータ統合ツール「SAP BusinessObjects Data Integrator」を含むパック商品も用意しているため、データ統合から見える化まで一連のシステムが構築可能です。
「EIMファストスタートパック」は、富士通とSAPジャパンが、6月11日(木曜日)に六本木ミッドタウン(東京都港区)で共同開催する、「富士通-SAPビジネスフォーラム2009」で紹介する予定です。本フォーラムでは、お客様の導入事例も含め、情報活用の変革にフォーカスした両社のソリューションを紹介します。
商品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
EIM ファストスタートパック〔注〕 | 900万円から | 7月初旬 |
〔注〕本商品には、「SAP BusinessObjects」、「PRIMERGY TX300 S4」、各種サービス(基本設定、経営情報分析シナリオ、操作教育、導入評価など)が含まれています。
今後3年間で100セット
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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