PRESS RELEASE

金融系システム開発会社 2社を合併

～ リソース集約と得意分野の融合により、競争力の高いソリューションを創出 ～

現在、ITはお客様の経営・ビジネス・競争力強化に必要不可欠なものとなっており、富士通グループでは、ITシステム構築を行うテクノロジーソリューション分野を事業の柱に据え、新たな事業構造への変革を目指しています。その一環として、金融分野におけるソリューションビジネス推進体制についても強化を図ります。

金融分野におけるソリューションビジネスでは、近年の金融機関統廃合、センター共同化などの環境変化に伴い、開発はより大規模化しています。そのため、共通したビジネス基盤を持つ両社が合併することで、以下の効果が見込まれます。

1. 大規模開発案件への柔軟なリソース配置
2. 技術力・ノウハウの融合による提供サービスの拡大
3. アウトソーシングビジネス、ライフサイクルマネジメント（LCM）ビジネスへの対応力強化

合併後は富士通アドバンストソリューションズが存続会社となり、富士通エフエスオーは解散いたします。合併により、従業員が約1,800人に拡大し、2010年度売上高約700億円を目標に事業を展開していきます。

富士通アドバンストソリューションズは、お客様の視点に立ち、お客様の戦略実現のためのベストパートナーとして、経営とITの一体化を推進しお客様ビジネスの発展に貢献してまいります。

合併の狙い

1. 大規模案件への柔軟なリソース配置

   2社に分散しているリソースを集約・再編し、方向性を合わせることにより、開発力の強化を図ります。

   大規模かつ高信頼・高品質が求められる社会システムに確実に対応すべく、プロジェクトマネジメント力を強化し、お客様に満足いただけるサービスを提供します。

2. 技術力・ノウハウの融合による提供サービスの拡大

   2社の得意分野（富士通アドバンストソリューションズ：銀行・官公庁分野、富士通エフエスオー：証券・リース分野など）の技術力・ノウハウを融合することで提供サービスの幅を広げ、お客様のニーズに合ったより競争力のあるソリューションを提供します。

3. アウトソーシング、LCMビジネスへの対応力強化

   お客様に代わって業務運営するアウトソーシングビジネスや、企画・コンサルティングから設計・開発、運用・保守にわたるシステムのライフサイクル全般にわたるLCMビジネスにおいて、より充実したビジネス推進体制を構築しお客様サービスの向上を目指します。

新会社の概要

(1)商号	：	株式会社富士通アドバンストソリューションズ
(2)代表者	：	代表取締役社長 松崎 聖明（61歳） ・2009年6月18日開催予定の株主総会を経て正式決定される予定 【略歴】  1971年4月 富士通 入社  1991年12月 同社 システム本部第一システム統括部 第三金融システム部長  2003年6月 株式会社富山富士通 代表取締役社長  2008年1月 富士通 ソリューションビジネスサポートグループ 自律改善推進室長
(3)資本金	：	7億円
(4)本社	：	神奈川県横浜市神奈川区新子安 一丁目2番4号
(5)目標売上高	：	約700億円（2010年度計画）
(6)従業員数	：	約1,800名

合併する会社の概要

本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社
広報IR室
電話： 03-6252-2175

株式会社富士通アドバンストソリューションズ
ビジネスサポートセンター 総務部
電話： 045-438-2000

富士通エフエスオー株式会社
総務部
電話： 03-5498-6510

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