PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2009年5月12日
富士通株式会社
~ 省エネルギー性能・仮想化対応機能を大幅に強化し、変化に強いIT基盤を実現 ~
当社は、PCサーバのグローバルビジネス展開の核となる、新ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」を本日より販売開始します。「PRIMERGY BX900」は、1.動的な電力制御と冷却技術の採用による電力・CO2の削減、2.仮想化環境における運用性の向上、3.業務継続性の追求、4.次世代を見据えた高速インターフェース・大容量シャーシ、の4要素からなる設計・開発思想「The Dynamic Cube」にもとづき開発されたものです。
「PRIMERGY BX900」は、めまぐるしく変化するビジネス環境に対し、迅速かつ柔軟に対応できるIT基盤を構築するとともに、電力や運用コストの削減を実現し、クラウド・コンピューティングにも対応可能です。
[関連リンク]ブレードサーバ PRIMERGY 紹介サイト
PRIMERGY BX900 |
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電源変換時に発生する電力ロスの低減や、きめ細かなファン回転制御などにより、従来機比約40%(注1)の省電力化を実現しました。また、電力上限制御や周囲の環境に応じた自動制御の機能も搭載し、お客様の環境負荷低減の取り組みを支援します。さらに、低風量・低風速の冷却技術によって、データセンター内の空調コストの削減を支援します。
「PRIMERGY BX900」は、最新の「インテル® Xeon®プロセッサー 5500番台」を採用し、業界最高クラスとなる18枚のサーバブレード、36CPU(144コア)、1.29テラバイトのメモリ容量、216本の毎秒1ギガビットLANポートを実装可能です。さらに、仮想化技術との組み合わせで、入れ替え時期が迫っている5年前の1Uラック型サーバ230台分を「PRIMERGY BX900」の1シャーシに集約可能です。これにより、従来機比約96%(注2)のスペース削減を実現し、データセンターの利用効率を最大化します。
また、サーバの可視化・自動化ソフトウェア「ServerView Resource Coordinator VE」により、仮想環境の動的変化を見える化し、サーバ・ストレージ・ネットワークの最新状況がひと目で把握できるようになることで、サーバのリソース最適化やトラブルの迅速な対応が可能になります。
シャーシに搭載するコンポーネントはすべて冗長化され、クラスタやSANブート(注3)を利用した自動リカバリー運用に対応し、万が一のトラブル時にも業務継続が可能です。さらに、各コンポーネントはホットスワップ(注4)対応しているため、稼働中の保守・交換作業も可能です。
ミッドプレーン(注5)に10ギガビットシリアル伝送技術を採用し、業界最高クラスの毎秒6.4テラビットの大容量データ転送を実現します。これにより、次世代の毎秒40ギガビットイーサネットにも対応でき、将来のサーバブレードの拡張も可能です。さらに、今回提供する毎秒10ギガビットイーサネットスイッチにはワンチップLSIにより業界最高クラスの高性能・小型化・省電力を達成しています。
なお、当社と富士通テクノロジー・ソリューションズの設計・品質管理技術を結集し開発した、高性能ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」は、日本国内のお客様には、富士通アイソテック株式会社(福島県伊達市)で製造し提供してまいります。
製品名 | 希望小売価格(税別) | 提供時期 |
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PRIMERGY BX900 S1 シャーシ | 68万円より | 2009年7月末 |
PRIMERGY BX920 S1 サーバブレード | 20万2,000円より |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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