PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2009年5月12日
富士通株式会社
~ ダイナミックなIT基盤に最適なサーバ管理を実現 ~
当社は、物理サーバや仮想サーバが混在するデータセンターやクラウドコンピューティング環境において、ダイナミックなIT基盤の構築を実現するサーバの可視化・自動化ソフトウェア「ServerView Resource Coordinator VE」を本日よりグローバルに販売開始します。
「ServerView Resource Coordinator VE」は、クラウドコンピューティング環境をはじめとする複雑なサーバ構成において、物理および仮想環境の両方を、簡易かつ統合的に管理することができるとともに、ダイナミックに最適化されたこれらのサーバリソースを最大限に引き出します。
近年、サーバの仮想化利用が増えるなか、個々の物理サーバだけでなく、そのサーバ上に構築された仮想サーバの管理、保守、障害対応がIT管理者にとって大きな負担となっています。
こうした中、「ServerView Resource Coordinator VE」は、物理サーバおよび仮想サーバの管理において、一様に自動化された簡易な管理を実現するとともに、グラフィカルな管理コンソールからの容易なサーバライフサイクル管理を実現することでこの問題を解決します。また、「ServerView Resource Coordinator VE」は、当社のPCサーバ「PRIMERGY」のブレードサーバをはじめ、ラックマウントサーバやタワー型サーバでも使用することができ、さらに、他社のPCサーバ製品もサポートします。また、「ServerView Resource Coordinator VE」は、VMwareやMicrosoft Hyper-V、Xenをはじめとする主要な仮想化テクノロジーと柔軟に連携します。
【システム統合管理ツール群 ServerView Suite】 |
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なお、従来、本商品は「Systemwalker Resource Coordinator」として提供しておりましたが、このほど、サーバを中心としたプラットフォームの運用効率化にこれまでよりさらに注力するため、当社PCサーバ「PRIMERGY」の導入・管理ソフトウェア群である「ServerView Suite」にラインナップしました。今後もサーバの導入から運用、保守に渡るライフサイクルのさらなる省力化の実現を目指して参ります。
【物理環境と仮想環境の可視化、簡易な統合管理】 |
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サーバのライフサイクル管理を簡素化・自動化することで、サーバの初期設定や交換にかかる時間を最大で90%削減(注1)することが可能です。分かりやすく、グラフィカルな管理コンソールにより、仮想環境と物理環境のサーバが混在したデータセンターの運用管理も、大幅に簡素化されます。
仮想サーバや仮想スイッチのネットワーク接続状態をグラフィカルに表示します。これにより、物理・仮想環境のネットワーク構成が容易に把握でき、異常発生時にもネットワーク接続状態がすぐに分かるため、ネットワークの専門知識を持たない管理者にもネットワーク管理が可能になります。
全体システムに対して、1ユニットもしくは数ユニットを待機用サーバとすることで、サーバ全体のコスト効率と可用性を高めます。サーバ単体ごとに待機サーバを用意するのではなく、この「N+1」のアプローチを採用することで、お客様は、ハードウェアコストの大幅削減のほか、ダウンタイムを増加させることなくシステムの利用率向上を達成することが可能です。
サーバの消費電力を統計情報として採取し、消費電力の推移をグラフ表示することなどができます。業務に応じたサーバの消費電力を把握することにより、サーバの効率的な運用が可能になり、消費電力の削減を図ることができます。
なお、「ServerView Resource Coordinator VE」は、本日同時発表した大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」のサーバ管理に最適なソフトウェアです。
「ServerView Resource Coordinator VE」、「PRIMERGY BX900」は、5月14日(木曜日)、15日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2009」でご覧いただけます。
商品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
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ServerView Resource Coordinator VE V2 (従来の「Systemwalker Resource Coordinator」から名称変更) |
21万円より | 2009年6月末より |
サポートOS | |
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マネージャー機能 | Windows Server 2008 Windows Server 2003 Red Hat Enterprise Linux 5 |
エージェント機能 | Windows Server 2008 Windows Server 2003 Red Hat Enterprise Linux 5 Red Hat Enterprise Linux 4 Novell SUSE LINUX Enterprise Server 10 for x86 VMware vSphere 4 VMware Infrastructure 3 Solaris 10 |
記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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