PRESS RELEASE (サービス)
2009年5月11日
富士通株式会社
富士通フロンテック株式会社
~レジ精算時の行列緩和と、食への安心・安全、環境への対応を実現~
富士通株式会社と富士通フロンテック株式会社(注1)は、食品スーパーなどの量販店向けにPOSシステム「TeamStore/M(チームストア エム)」を開発し、本日より販売開始します。
本製品は、画面の文字サイズを大きく表示し、画面上のボタン配置を工夫することで、分かりやすく使いやすい画面デザインを実現しました。これにより、POSシステムの操作性が大幅に向上するため、来店されるお客様の待ち時間を短縮し、スムーズな精算を行うことができます。
また、通常のバーコードよりも多くの情報を格納するGS1データバー(注2)に対応し、データバーに格納された消費・賞味期限の情報をもとにアラーム情報を画面に表示することで、消費・賞味期限切れ商品の販売を未然に防ぎ、「食の安心・安全」に貢献します。
さらに、各店舗におけるPOSシステムのデータなどを、ネットワークを介して一箇所で集中的に管理することができ、現在、各店舗で個別に運用しているPOS管理サーバを集約し、消費電力や設置スペースを削減することで「環境へ配慮」したシステムの構築を実現します。
POSシステムイメージ |
拡大イメージ |
近年、POSシステムは、精算業務の効率化に加え、来店されるお客様に対するスムーズな精算や、食の安心・安全、環境配慮など、新たなニーズが高まっています。
両社は、このような小売業におけるニーズの変化に対し、業界における豊富なノウハウをもとに量販店向け新POSシステム「TeamStore/M」を開発し、販売を開始します。
オペレーター操作画面 |
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必要な情報を分かりやすいデザインで大きく見やすく表示し、POSシステムの操作性を大幅に向上しました。
また、パートやアルバイトが初めてPOSを操作する場面を想定し、次の操作を案内するガイダンス表示機能や、使用頻度の高いボタンを画面の最下部に集め、ワンタッチで操作できるようにしました。短い練習時間で操作を覚えられるため、短期間での要員育成も可能となります。
消費・賞味期限切れ情報が埋め込まれたGS1データバーを活用することで、POSで精算する時に期限チェックが行えます。お客様に誤って期限切れの商品をお渡しすることが無くなるため、お店とお客様の双方に安心・安全なショッピング環境を提供いたします。
「TeamStore/M」は、ネットワーク機能を搭載し、複数の店舗のPOSデータなどを一箇所で管理することができます。このネットワーク機能により、従来店舗ごとに設置していたPOS管理サーバを本部に集約して一元管理することができ、電力消費量や設置スペースを大幅に削減できます。例えば、POS管理サーバを各店舗に1台ごと設置し、30店舗で合計30台のサーバを管理している量販店の場合、本部設置サーバを6台に集約でき、サーバなどの電力やオフィススペースなどの削減を含めCO2排出量を30.4%削減できます。(当社グループ試算)
なお、本製品は5月14日(木曜日)から15日(金曜日)まで、東京国際フォーラムにて開催され る「富士通フォーラム2009」に出展する予定です。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
TeamStore/M | 180万円より | 5月中旬より |
「TeamStore/M」POS基本ソフトウェア、POSハードウェア(POSターミナル、ドロア、電子多項目キーボード・固定スキャナセット)を含みます。
今後3年間で14,000台
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通株式会社
流通ビジネス本部 ビジネス推進統括部 リテイルビジネス企画部
電話: 03-6252-2649(直通)
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