PRESS RELEASE
2009年4月27日
富士通株式会社
富士通がオーストラリアのSAPコンサル会社Supply Chain Consulting社を買収し、サービスビジネスを強化
富士通はこのたび、オーストラリアにおける業界大手のSAPコンサルティング会社であり、オーストラリアと東南アジアで事業を展開しているSupply Chain Consulting（サプライ チェーン コンサルティング）社を4800万オーストラリアドル（約33億円）で買収しました。
富士通は2009年3月にオーストラリアのITサービス会社であるKAZ（カズ）社を買収し、オーストラリアIT市場において売上高第3位のベンダーとなりました。今回の買収により、SAPコンサルタントなどの専門知識を有するSupply Chain Consulting社の従業員約400人を獲得することができます。また、州政府・公共分野に強い富士通に、流通・製造業が得意なSupply Chain Consulting社が加わることでカスタマーベースを拡大することもできます。これによりオーストラリアとニュージーランドでSAPビジネスを強化していきます。
さらに富士通は、Supply Chain Consulting社でSAPビジネスの実績があるフィリピンやタイなど東南アジアの新しい地域にも、ビジネスを展開することが可能となります。フィリピンをオフショアの1拠点として活用し、高品質な富士通のサービスを提供していきます。
富士通オーストラリアのCEO，Rod Vawdrey氏は次のように述べています。「Supply Chain Consulting社の買収によってSAPビジネスを強化でき、大企業のお客様にもトータルサービスを提供することが可能となります。富士通とSupply Chain Consulting社の事業を融合することで、我々はオーストラリアにおいてSAPビジネスという最強のポートフォリオを取得する事ができ、富士通のグローバルなサービスの強化につなげていきます。富士通はこの買収により、オーストラリアと東南アジア市場において提案力を拡充させることができます。これからも、ITビジネスにフォーカスして質の高いサービスを提供しつづけていきます。」
Supply Chain Consulting社のManaging DirectorであるIan Hodge氏は次のように述べています。「我々は常にお客様の利益を意識したサービスの提供をしてきました。これから我々は、お客様のビジネスのライフサイクルに合わせ、SAPサービスを広範囲にわたってお客様に提供できるようになります。今回の買収は、従業員、お客様やパートナーにとって素晴らしいニュースです。」
富士通オーストラリアについて
| 社名 | ： | Fujitsu Australia Limited |
| 設立 | ： | 1972年 |
| CEO | ： | Rod Vawdrey |
| 本社 | ： | シドニー |
| 事業内容 | ： | コンピュータプラットフォーム、ネットワーク機器関連サービス、保守、ソリューションビジネス |
| 従業員数 | ： | 約5,000名 |
Supply Chain Consulting社について
| 社名 | ： | Supply Chain Consulting Pty Ltd |
| 設立 | ： | 1998年 |
| CEO | ： | Tony Carr |
| 拠点 | ： | シドニー（本社）、フィリピン、タイ |
| 事業内容 | ： | SAPを中心としたコンサルティングサービスの提供など |
| 従業員数 | ： | 約400人 |
商標について
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以上
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