PRESS RELEASE (サービス)
2009年3月27日
富士通株式会社
富士通フロンテック株式会社
~富士通フロンテックがフロントテクノロジー事業として一元化、スピードと効率を追求~
富士通グループは、テクノロジーソリューションを構成し、お客様とITをつなぐ重要なプロダクト(POSなどの店舗システム製品、公営競技向け発売・払戻機、RFIDタグ、手のひら静脈認証装置など)の開発・製造を、2009年4月から順次、富士通フロンテックへフロントテクノロジー事業として集中させていきます。
また、販売においては富士通の営業活動に加え、富士通フロンテックに新たな体制を構築することで、新規分野の開拓、お客様の経営環境の変化にあわせたきめ細かなサポートなど、提案力、営業力を強化していきます。
富士通グループは、これらのプロダクトと関連サービスに関して、迅速な意思決定、事業効率化、それによる競争力向上を目指し、お客様のニーズに対応したソリューションをタイムリーに提供し続けていきます。
富士通グループでは、POS・ハンディターミナルなどの店舗システム製品、ATMや公営競技向け発売・払戻機などの専用装置、RFIDタグ・リーダライタ、手のひら静脈認証装置などの先端技術を応用した製品を、社会においてお客様とITをつなぐ重要なプロダクトとして捉えています。現在、富士通と富士通フロンテックとが連携して開発・製造を行い、関連サービスを含めたソリューション事業を国内外で展開しています。今後、テクノロジーソリューションを支える事業の一つとして成長をさらに加速させていくために、製品のよりいっそうの競争力や提案力が必須となっています。
富士通グループでは2009年4月から順次、富士通およびグループ会社内に点在する本プロダクトの開発・製造を富士通フロンテックへ集中させていきます。これにより、重複を解消し、スピードアップと事業効率化を図り、製品開発力や競争力の向上を目指します。また、富士通の営業活動に加えて、富士通フロンテックにてパートナーを含めた販売体制を新たに構築し、営業力および提案力の強化も図っていきます。
富士通トランザクションソリューションズ(注1)がこれまで行っていた、店舗システム製品の開発・製造を富士通フロンテックの北米新会社「富士通フロンテックノースアメリカ」(注2)に移管します。また、販売・保守事業は、富士通グループにおいて北米のソリューションビジネスを担う新会社(注3)に統合予定です。
公営競技向け発売・払戻機の販売、保守・運用サービスを富士通フロンテックに集約し、これまで開発・製造を行っていた富士通フロンテックにおいて製販一体のワンストップLCM(Life Cycle Management)体制を構築します。製品・サービスの競争力向上を図るとともに、富士通フロンテックの営業による販売力強化を目指します。詳細は現在検討中です。
さらに、国内の店舗システム製品、RFIDタグ・リーダライタおよび手のひら静脈認証装置、ATMなどについても、富士通と富士通フロンテックとの連携拡大について順次検討し、事業強化を図っていきます。
今後、テクノロジーソリューションを支えるフロントテクノロジー事業において、より強固な事業基盤を築くことにより、迅速な意思決定、事業効率化、それによる競争力向上を目指し、お客様のニーズに対応したソリューションをタイムリーに提供し続けていきます。
【富士通 野副社長コメント】
お客様とITをつなぐプロダクトや関連サービスは、快適で安心できる未来を実現していく上で、重要な役割を担っています。今回、富士通フロンテックに開発・製造を一元化し、あわせて販売体制も拡充することで、事業のスピード、効率化を向上させ、競争力ある製品を投入していきます。これは富士通グループのテクノロジーソリューション事業の基盤・体質をより強固なものにするのと同時に、お客様へ高品質な製品をタイムリーに提供していくために最善の策と考えています。
【富士通フロンテック 海老原社長コメント】
富士通フロンテックは、"最先端の技術で人とITをつなぐ製品やサービスの提供"をコンセプトに積極的な事業活動に取り組んでいます。今般、フロントテクノロジー事業における当社での新体制の構築に伴い、お客様に向けたスピーディーかつ低コストの製品提供、お客様のニーズのきめ細かな対応、そしてソリューション提案力の向上を目指してまいります。
これにより、売上・利益のいっそうの拡大を図るとともに、富士通の本業であるテクノロジーソリューションに寄与しグループ全体の事業強化につながることを期待しています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通株式会社
広報IR室
電話:03-6252-2174(直通)
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