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PRESS RELEASE

2009年3月26日
富士通株式会社
マイクロソフト株式会社

富士通とマイクロソフト、エンタープライズ市場におけるソリューションビジネスで協業

~商談開拓から運用サポートまで、共同の推進体制を構築し、最適なソリューションを提供~

富士通株式会社(代表取締役社長:野副 州旦、本社:東京都港区、以下、富士通)とマイクロソフト株式会社(代表執行役社長:樋口 泰行、本社:東京都渋谷区、以下、マイクロソフト)は、エンタープライズ市場におけるWindows Server®プラットフォームの拡大に伴い、4月1日より日本市場でのソリューションビジネスの協業を開始します。

両社は、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」を始めとするハードウェアならびにシステム構築技術とマイクロソフトの「Exchange Server」「Office SharePoint® Server」「SQL Server®」などのソフトウェアを組み合わせたソリューションを開発するとともに、商談開拓からシステム構築、運用サポートの各フェーズにおいて協業体制を確立し、両社一体となってお客様に最適なソリューションを提供することで早期のビジネス拡大を目指してまいります。

富士通とマイクロソフトは、これまでもWindows Serverプラットフォームにおいて、ハードウェアやOSを中心とした分野でのグローバルなマーケティング活動を始め、広範囲にわたり密接に協業してきました。

このたび、企業システムにおけるPCサーバとWindows Serverプラットフォームの拡大を背景に、両社はエンタープライズ市場のソリューションビジネスにおいても協業することで合意しました。

富士通の持つPCサーバ「PRIMERGY」を中心としたハードウェアならびに数々のプロジェクトで培ってきたシステム構築技術、運用サポートノウハウをベースに、マイクロソフトの「Exchange Server」「Office SharePoint Server」「SQL Server」などのソフトウェアを融合・活用したソリューションを開発していきます。

また、両社は、商談開始時のお客様への提案から、システム構築や導入後の運用サポート、お客様からの問い合わせやシステムトラブル対応など、一連のシステム構築に関する各フェーズにおいて共同で迅速な対応を行い、両社が一体となってお客様に安心してご利用頂ける環境を提供してまいります。

本協業により、両社はソフトウェア拡販および関連サービス売上を、年率20%以上成長させることを目標に活動してまいります。

さらに富士通では、グループ会社含め3年間で2,000名のマイクロソフト認定エンジニアを育成し、Windows Serverプラットフォームでのマイクロソフト製品を含めたソリューションビジネスを強化してまいります。

協業の主な活動内容

富士通とマイクロソフトは、Windows Serverプラットフォームにおいてマイクロソフト製品を活用したソリューションビジネスを拡大するため、以下の活動を行います。

  1. アライアンス体制の強化

    富士通は、2008年12月21日にマーケティングとアライアンス推進を行う専任組織である「MSソリューション推進室」とマイクロソフト製品の技術支援を行う「MSミドル技術センター」を設置してビジネス企画・支援体制を整えました。

    マイクロソフトでは、「富士通ビジネス本部」を今会計年度(2008年7月1日開始)より設置し、ソリューションビジネスにおける商談支援の強化を図っています。

  2. ジョイントチームによる提案・構築・サポート

    富士通とマイクロソフトは、お客様提案・システム構築・運用サポートの各フェーズにおいて、共同でビジネスを進めるため以下のジョイントチームを結成し、お客様のニーズに迅速に対応してまいります。

    1. ジョイントセールスチーム:

      富士通とマイクロソフトのそれぞれの営業・SEが連携し、商談開拓からソリューション提案を行います。富士通のシステム構築技術とマイクロソフトのソフトウェア製品力を融合し、お客様へ最適なソリューションを提案いたします。

    2. ジョイントエンジニアリングチーム:

      富士通のSEとマイクロソフトの技術者が連携してお客様に対しシステム構築のコンサルティングや導入支援を行います。お客様へ導入製品の特長を生かしたシステム構築をサポートいたします。

    3. ジョイントサポートチーム:

      マイクロソフトに富士通のサポート要員が常駐し、両者のサポートプロフェッショナルでお客様の問い合わせやトラブルを迅速に解決する体制を整備いたします。

  3. 2,000名のマイクロソフト認定エンジニアを育成

    富士通とマイクロソフトは、富士通のグループ会社を含めたSEに対し、マイクロソフト製品の育成プログラムを開発して、3年間で2,000名のマイクロソフト認定エンジニアを育成します。これによりWindows ServerプラットフォームにおけるソリューションSE体制の強化を行います。

  4. ソリューションオファリングの整備

    ソリューション商談を迅速に進めるために、マイクロソフト製品を適用するオファリングを開発し業務改善提案を行います。オファリング開発にあたっては、富士通の構築ノウハウや製品ノウハウとマイクロソフト製品を組合せて分野ごとに複数のオファリングを今後開発していきます。

  5. 独自サービスメニューの開発と提供

    富士通は、導入から運用までのサービス商品を開発して、お客様のシステム適用判断から運用までをワンストップで対応できる体制を整備いたします。

    また、マイクロソフト製品と富士通のサポート製品を組み合わせた独自の製品も用意して他社との差別化を図っていきます。


商標について

  • Microsoft、Windows Server、SharePointおよびSQL Server は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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本件に関するお問い合わせ

[報道関係者お問い合わせ先]

富士通株式会社
広報IR室 坂本 古藤
電話: 03-6252-2174 (直通)


マイクロソフト株式会社
広報部 岡部 石井
電話: 03-4523-3210 (部門代表)
E-mail: mskkpr@microsoft.com


[お客様お問い合わせ先]

富士通株式会社
MSソリューション推進室
電話: 03-6424-6647


マイクロソフト株式会社
ジャパングローバルパートナー統括本部 富士通ビジネス本部
電話: 03-5334-9010


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