PRESS RELEASE(サービス)
2009年2月4日
富士通株式会社
手のひら静脈認証装置「PalmSecure(パームセキュア)」がこのたび、世界25カ国で承認されており、一部の政府・金融調達基準となっているITセキュリティのための国際標準規格コモンクライテリア(ISO15408、(注1))のEAL2(注2)を取得しました。生体認証装置としては世界で3番目、静脈認証装置としては世界で初めての同規格の認証取得となります。
当社グループは、金融機関や政府機関など高いセキュリティを求めるお客様を主な対象に、同規格に準拠した手のひら静脈認証装置をグローバルに提供していきます。
[関連リンク]手のひら静脈認証
<手のひら静脈認証装置 「PalmSecure」 (スタンダードタイプ)> |
近年、静脈・指紋・虹彩などを用いた生体認証はオフィスでのPCログイン、業務アプリケーションへのログインをはじめ、ATMでの本人確認、入退室管理とさまざまな場面で活用が広がっています。
手のひら静脈認証装置「PalmSecure」は、銀行・ヘルスケア・試験システムといった社会インフラに普及しつつあり、同時に、海外の金融機関、各国政府機関などのお客様から、第三者によるセキュリティ評価の要求などを受けています。そこで、今回、世界的に権威のあるITセキュリティの国際標準規格コモンクライテリアの認証取得をおこないました。お客様のニーズに合わせ、今後はより高精度・高セキュリティな手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を提供することが可能になります。
<コモンクライテリア認証取得証明ロゴ> |
認定機関 | : | Bundesamt für Sicherheit in der Informationstechnik(BSI) (Federal Office for Information Security) |
認定レベル | : | Common Criteria EAL2 |
認定番号 | : | BSI-DSZ-CC-0511-2008 |
認定月 | : | 2008年12月 |
富士通グループは手のひら静脈認証装置「PalmSecure」により、お客様のセキュリティ強化の取り組みを今後もグローバルに支援してまいります。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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