PRESS RELEASE
2009年2月20日
株式会社アニモ
株式会社富士通研究所
株式会社アニモ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:服部 一郎、以下 アニモ)と株式会社富士通研究所(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:村野 和雄、以下 富士通研究所)は、コールセンターはじめ数多くの導入実績のある通話録音パッケージ「VoiceTracking(ボイストラッキング)」で蓄積した通話録音データの活用を強化するラインナップとして、富士通研究所が新たに開発したワードスポッティング型音声認識エンジン(注1)を採用したキーワード型 音声検索ソフトウェア『VoiceTracking/KeywordFinder(ボイストラッキングキーワードファインダー)』を開発しました。
本製品は、2月末日より、アニモから販売を開始します。
昨今、顧客と企業及び企業間取引においても、電話記録を録音し証跡管理として活用することが「企業の信頼感」を醸成するようになりつつあります。しかしながら多くの企業は通話を録音し、万一のトラブルの際に聞きなおすだけで、十分活用できておりません。
『VoiceTracking/KeywordFinder』は、膨大な通話録音データの中から、音声認識技術を活用し、キーワードの有無をチェック。”見える化”することで、コンプライアンス上問題のある可能性の高い通話を抽出し、迅速に確認することを可能としました。これにより企業経営の透明性を高め、より「安心・安全」な企業体質の確立を実現します。
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これによりサーバ機器などの初期投資、及び専門業者への辞書更新費用などのランニングコストの低減を実現します。
全ての通話録音データから問題のある、疑わしい通話を検出することで、監視対象となる通話の劇的な絞込みを実現します。また監督官庁へのデータの提出などを迅速に行うことが可能となります。
コンプライアンス管理者は検出された通話内の疑わしい特定のキーワード、語句を含む箇所をピンポイントで聴取することが可能となり、モニタリングにかかる労力、時間を大幅な削減します。
E-mail、faxだけでなく、音声通話も“見える化”し、確認が可能となることでクロスチャネルでのコンプライアンス管理が可能となり、「安心・安全」な企業体質の確立を実現します。
『VoiceTracking/KeywordFinder』は数多くのVoiceTrackingのユーザにおいて現在、先行してトライアルを進めており、金融機関・流通・サービスをはじめとするコンタクトセンタを対象に、2年間で150ユーザ、7億円の売上を目指します。
更に、コールセンターのオペレータ業務を支援する観点で、通話中に発声したキーワードより、自動的にFAQを入力し、検索の効率化を実現する『音声FAQ支援』の販売を予定しています。(2009年6月リリース予定)
富士通株式会社のベンチャー第一号企業として、1994年8月に創業。「音声技術の社会化」を企業理念に掲げ、「音・音声」をキーテクノロジーとしたマルチメディア・ソフト、サービス及びソリューションを開発、販売しています。扱っている音・音声の技術は音声認証、音声合成、音声認識、音声・音響検索、音声・音響分析ほか多岐にわたります。
会社名 | : | 株式会社アニモ |
代表者名 | : | 服部 一郎 |
所在地 | : | 〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町2-27 朝日生命横浜関内ビル4F |
ホームページ | : | 株式会社アニモ |
会社名 | : | 株式会社富士通研究所 |
代表者名 | : | 村野 和雄 |
所在地 | : | 〒211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 |
ホームページ | : | 株式会社富士通研究所 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
株式会社アニモ
担当:鈴木、田中、土信田
電話:045-663-8640
フリーダイヤル:0120-010-249 (平日 9時~17時)
株式会社富士通研究所
画像・バイオメトリクス研究センター
電話: 078-934-8314(直通)
E-mail: speech_recognition_pr@ml.labs.fujitsu.com
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