PRESS RELEASE (サービス)
2009年1月7日
富士通株式会社
~LCMサービスメニューに小規模システム向け運用サービスを追加~
当社は、LCM(注1)サービスセンター(注2)にてお客様のITシステムの問い合わせを一括で受け付け、現地でトラブル対応を行う「簡易運用支援サービス」と、当社のサービスエンジニア(注3)がお客様先に訪問し、システムの安定稼働を支援する「安定稼働診断サービス」の販売を本日より開始します。両サービスは、PCサーバ10台程度で構成される比較的小規模なシステムを対象にしたもので、LCMサービスセンターおよびサービスエンジニアがお客様に代わって、ITシステムの運用業務を実施し、「運用コストの削減(最大約30%)」、「システム利用者へのサービス品質の向上」を実現してまいります。
[関連リンク]LCMサービス
現在、多くの企業では、業務の効率化やお客様へのサービス品質向上のためのIT化が進んでいます。しかしながら、ITシステムは年々高度化し、また、複数のベンダー製品が混在することでシステムの構成も複雑化しており、企業内のシステム利用者からの問い合わせや、トラブル対応など、システムの運用を任せられた担当者には多大な作業負担が発生しています。
こうした課題に対して、当社では、システムを運用する担当者の配置や使用する複数のベンダー製品の教育などが難しい企業や部門を対象に、新たに2つの運用サービスを提供します。
複数のベンダー製品を含むITシステムの問い合わせをLCMサービスセンターにて一括で受け付け、問い合わせ窓口を一本化します。トラブルの発生時には、LCMサービスセンターのハードウェアおよびOSやミドルのソフトウェアスキルを持つ専任技術者と、現地のサービスエンジニアがそれぞれ連携してトラブル内容の調査や原因の切り分け、復旧対応を行います。
これにより、従来お客様が、複数のベンダーに問い合わせを行い、独自で対応していた作 業が不要になるとともに、トラブル発生時にも、システムの早期復旧が可能となります。
当社のサービスエンジニアが定期的にお客様先を訪問し、当社製PCサーバの稼働状況の分析結果に基づいた簡易診断や、OSの最新セキュリティ情報の提供、必要に応じたシステムディスクのバックアップなど、トラブルを未然に防ぐための改善提案を実施します。
万が一、PCサーバにトラブルが発生した場合でも、必要に応じてサービスエンジニアがお客様先にて原因分析のための情報採取や、事前にバックアップした予備ディスクへの交換など、お客様のシステムを構成するPCサーバの「安定稼働」に向けた作業を実施します。
当社では、アウトソーシングビジネスの一環として、2004年6月の「PC-LCMサービス」の提供を皮切りに、2007年2月には商品ラインナップ強化として「LCMフェーズ別メニュー(注4)」の提供やコールセンター機能などをもつ「LCMサービスセンター」の拠点強化などを進めています。
今後も、お客様のITシステムに柔軟に対応するサービスメニューを順次拡充していくとともに、お客様のITシステムの企画・設計、導入、運用、移転・撤去におけるすべてのフェーズに対し、ライフサイクルマネジメント(LCM)の視点で支援していきます。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
簡易運用支援サービス | PCサーバ1台/PC100台まで月額40,500円 | 1月7日 |
安定稼働診断サービス | PCサーバ1台あたり月額7,000円 | 1月7日 |
2011年度末までに累計売上300億円
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
[簡易運用支援サービスに関するお問い合わせ]
サービスビジネス本部 LCMビジネス推進部
電話: 03-6424-6282 (直通)
[安定稼働診断サービスに関するお問い合わせ]
サービスビジネス本部 サポートデスク販売推進部
電話: 03-6424-6254 (直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。