PRESS RELEASE
2008年10月30日
株式会社カスミ
富士通株式会社
株式会社アサツー ディ・ケイ
株式会社カスミ(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:小浜 裕正 以下、カスミ)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦 以下、富士通)と株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長沼 孝一郎 以下、ADK)は、デジタルサイネージ(注1)を活用した新たな店頭コミュニケーションの実証実験を、フードスクエアカスミつくばスタイル店(注2)にて、10月31日より実施します。
本実験は、スーパーマーケット店舗内に設置した薄型ディスプレイなどを利用し、食品・日用品などの売り場ごとに店舗の販売促進施策に基づいた、より的確な商品情報を伝えることで来店客の満足度向上につなげるための試みです。
[関連リンク]「UBWALL」
近年、スーパーマーケットなどでは、商品棚に小型ディスプレイなどを置き、商品CMなどを繰り返し放映しています。これらは、それぞれの商品納入メーカーが個別に設置しているもので、情報の更新頻度も少なく、店舗販売施策との差が発生するなど統一感がない場合もありました。そこで、来店客が本当に必要としている情報を店舗ごと、売場ごと、季節、時間帯、土地柄、顧客層などの条件に合わせ的確に提供する店頭コミュニケーションの実現が望まれています。
このような中、カスミおよび富士通とADKは、従来から培ってきたそれぞれの流通ビジネス・ICT技術・コミュニケーションのノウハウ(注3)を活かし、来店客の買物を支援するために、デジタルサイネージによる店頭コミュニケーションの実現に向けた実証実験を2008年10月31日より開始します。
今回の実証実験では、デジタルサイネージにより、店舗側が告知したい情報と商品メーカーの販売促進情報を融合し、統一されたメッセージとして伝えることを目指しています。富士通とADKが共同で提供するビジネスプラットフォームを活用することにより、商品メーカーとの連携交渉やデジタルサイネージシステム構築運用が容易となります。
場所 |
: | カスミ「フードスクエアカスミつくばスタイル店」 住所:茨城県つくば市研究学園C50街区1 |
期間 |
: | 2008年10月31日(金曜日)~11月30日(日曜日) |
内容 |
: | 「デジタルサイネージの利用傾向の検証」「来店客へのアンケートや視認率調査などの実施」「販売寄与の検証」を経て店頭コミュニケーションの有効性を3社により総合的に評価します。 |
店舗内には薄型ディスプレイ13台と対話型大画面情報表示システム「UBWALL(ユビウォール)」(注4)1台を配置し、薄型ディスプレイでは、売場ごとにカスタマイズした情報を放映します。「UBWALL」では、買物支援として、一週間のお買い得情報誌『週刊ちゃ~ぶる』と連動した「豊富なレシピ情報」「お買い得品情報」「食育情報」「地域情報」などを来店客自身がタッチパネルにより入手できます。
カスミおよび富士通とADKは、今回の実証実験の結果に基づき、実運用や他の店舗への拡大展開についても検討をすすめていく予定です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
株式会社カスミ
CS営業企画部
電話: 029-850-1800
富士通株式会社
映像ネットワークサービス事業部
電話: 03-6424-6268
株式会社アサツー ディ・ケイ
コミュニケーションプランニングユニット1
電話: 03-3547-2239
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