富士通

 

  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 富士通オートメーションの株式譲渡に関する基本合意について

PRESS RELEASE

2008年10月29日
ミヤチテクノス株式会社
富士通株式会社

富士通オートメーションの株式譲渡に関する基本合意について


ミヤチテクノス株式会社(社長:田尻康、本社:東京都台東区 以下「ミヤチテクノス」)と富士通株式会社(社長:野副州旦、本社:東京都港区 以下「富士通」)は、富士通の保有する富士通オートメーション株式会社(社長:網代泰一、本社:栃木県さくら市 以下「富士通オートメーション」)の全株式(100%)をミヤチテクノスへ譲渡することについて、本日開催の両社取締役会において、基本合意に至りましたのでお知らせいたします。

これにより富士通オートメーションはミヤチテクノスの子会社となります。

なお、本件は、2008年12月19日に株式譲渡契約書締結の予定です。


  1. 株式譲渡に至った経緯および趣旨

    ミヤチテクノスは、ものづくりに携わるお客様のパートナーとして、レーザ溶接・加工、抵抗溶接機を中心とした設備、ソリューションを提供しております。経営方針の一つである「お客様の信頼と期待に応えるミヤチへの転換」、「自社開発、自社製造へのこだわり」を具現化するため、顧客ニーズの高いシステムビジネスを強化するべく、積極的なM&A、他社との提携・協業を模索してまいりました。

    その一環として、富士通グループで培った「自動化技術」、「微細化技術」、「装置・システム化技術」等の高い技術を有する富士通オートメーションを子会社化することにより、レーザ技術・抵抗溶接技術との融合を図り、ニーズが拡大しているレーザ加工・溶接ソリューションの幅を拡げることが可能になると判断いたしました。

    富士通オートメーションは、富士通の自動機開発部門が独立し、富士通100%出資の製造設備の開発・製造・販売会社として、半導体や磁気ディスクなどの製造設備や検査装置、自動精算システムなどの自動化技術を応用したソリューションをグループ内外に提供してまいりました。

    富士通は、富士通オートメーションをミヤチテクノスに譲渡することで、技術面、営業面等のシナジーにより、さらなる事業進展が見込まれ、また富士通グループとしてはミヤチテクノスとのシナジーにより開発された製造システム、装置を購入する形で富士通製品にメリットが反映できると判断し、今回の合意に至りました。

    これにより、ミヤチテクノスは、これまで以上に、ものづくりに携わるお客様のご期待、ご要望に合致するソリューションをグループ内で提供できる体制を構築いたします。富士通オートメーションは、現状のお客様との取引を継続しながら、ミヤチテクノスグループでシナジーを創出し、製品の価値を拡大することで、お客様へのさらなる貢献を目指してまいります。

  2. 対象会社(富士通オートメーション株式会社)の概要
    (1)
     商号 
    富士通オートメーション株式会社
    (2)
     代表取締役社長 
    網代 泰一
    (3)
     所在地 
    栃木県さくら市鷲宿字西原4415-1
    (4)
     設立年月日 
    1981年12月1日
    (5)
     主な事業の内容 
    半導体・コンピュータ等の開発・製造・試験に関する各種機器、システムならびにソフトウェアの開発・製造・販売
    (6)
     従業員数 
    147名(2008年3月末現在)
    (7)
     資本金 
    4億円
    (8)
     株主構成及び所有割合 
    富士通株式会社 100%
  3. 株式の譲渡先の概要
    (1)
     商号 
    ミヤチテクノス株式会社
    (2)
     代表取締役社長 
    田尻 康
    (3)
     本店所在地 
    千葉県野田市二ツ塚95番地の3
    (4)
     主な事業の内容 
    レーザ機器、抵抗溶接機器などの開発・製造・販売・サービス

以上

本件に関するお問い合わせ

ミヤチテクノス株式会社
管理本部
電話: 03-5246-6700

富士通株式会社
広報IR室
電話: 03-6252-2175(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。