PRESS RELEASE
2008-0205
2008年10月21日
シモハナ物流株式会社
富士通株式会社
シモハナ物流株式会社(本社:広島県安芸郡、代表取締役社長:下花 実、以下、シモハナ物流)は、地域ごとの特色を活かした物流サービスを提供するために独立採算制で運営しているシモハナ物流グループの全35営業所に対して、物流業務の日々の収支管理を支援する「収支管理システム」をこのたび稼働させました。
これにより、物流業務で発生する伝票の管理や、売上集計、経費・収益算出などをタイムリーに行うことで、より迅速な経営分析と経営判断が可能となります。
また、トラックに搭載されたデジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)(注1)を活用した「運行支援システム」と本システムを連携させることで、ガソリンの高騰などによる経費圧迫を抑制し、綿密な収支管理を目指すことで経営基盤の強化を図ります。
なお、「収支管理システム」と「運行支援システム」の開発および導入作業は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)が行いました。
[関連リンク]運行支援ソリューション
物流業界では、近年の突発的なガソリン高騰などを受け、物流サービスを行っていくうえでの経費負担は大きくなっており、経営状態を迅速に把握し、いかにサービス品質と企業の収益を向上させるかが急務となっています。こうした中、シモハナ物流と富士通は、以下のポイントでシステム開発を行いました。
両システムにより、シモハナ物流の営業所においては、地域に特化した業務を変更することなく、収支管理を行うことができ、また、全社的には、燃料費の高騰などによる突発的な事象にも柔軟に対応しながら、営業所管理をすることで、物流のサービス品質を低下させることなく、荷主様からお客様へ荷物を届けることが可能となります。
シモハナ物流では、今回の「収支管理システム」と「運行支援システム」に加え、物流センター内で、手作業で行っている荷物の伝票管理のシステム化を検討しています。在庫状況の把握なども含めたトータルな物流サービスシステムを構築することで、サービス品質の向上に努めていきます。また、「運行支援システム」も自社のみならず、関連企業とも連携して活用し、より広い地域において環境貢献に努めていきます。
富士通では、「フィールド・イノベーション」をさらに推進し、お客様の現場を、お客様とともに改革していきます。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
シモハナ物流グループは、シモハナ物流株式会社、株式会社岡山物流、株式会社アンゼンの3社で構成される総合物流企業です。中国・四国地方を中心に、北は東海・北陸、南は九州に至るまで、西日本エリア全域をカバーする物流ネットワークを構築。3PL(注2)、共同配送、保管流通加工、文書保管など、あらゆる物流ニーズに応えるサービスを提供しています。
富士通株式会社
地域ビジネスグループ 中国営業本部 流通・サービス営業部
電話: 082-567-7758(直通)
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