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PRESS RELEASE (サービス)

2008-0175
2008年9月8日
富士通株式会社

輸配送業界向けサービス「運行支援ASP-Lite」を販売開始

当社は、輸配送業界の配送車両などに搭載されているデジタル式運行記録計(以下、デジタコ)に記録した運行情報・作業情報に基づき、運転日報や安全運転確認書などを作成し、情報を管理・分析するASP(注1)サービス「運行支援ASP-Lite(エーエスピーライト)」を販売開始します。

本製品により、企業は運行管理に必要なアプリケーションを自前で購入する必要がなく、スムーズに運行管理をおこなうことが可能となります。

また、運行管理に必要なシステムの更新およびメンテナンスなどの作業負担も軽減されることから輸配送業務に集中することが可能です。

近年、デジタコは、運行情報などを基に車両の管理をおこなうことで燃費削減・安全運転・報告書作成の時間削減などを可能にすることから長距離輸送に使われる大型車両への普及が進んでいます。一方、店舗向けや宅配用に使用している中小型車両には、デジタコを活用した運行管理に必要なシステムへの投資がネックとなっており、導入が進んでいないのも現状です。

こうした中、最近では燃料費の高騰や、環境貢献の課題を受け、輸配送業界では中小型車両への運行管理システム導入が注目されてきています。

当社では、2005年より、デジタコの情報を基に、運転日報や安全運転確認書などの作成から、情報の月次集計・全社拠点集計までを支援する「運行支援ASPサービス」を導入しやすいASP方式で提供してきましたが、こうした業界の背景を受け、このたび、運転日報と安全運転確認書の作成に機能を絞り、低価格で導入できる「運行支援ASP-Lite」を販売開始します。

「運行支援ASP-Lite」のイメージ

主な特長

  1. 車両単位での運行支援機能に絞り、低価格での導入が可能
    1. 車両単位での運転日報・安全運転確認書の作成に機能に絞り、低価格で提供。
    2. 今後の機能拡張を想定し、運転日報・安全運転確認書などを拠点ごと、もしくは本社で一括集計する各種機能のオプション追加が可能。
  2. 慣れないシステム運用負荷を軽減

    本サービス向けのASPセンターにより、お客様に代わり、サーバの運用と問い合せ業務などのサポートサービスを代行、および機器の修理(センドバック修理)を実施します。

他の機能追加例

  1. 容易な管理基準の改定

    ASPセンターを活用することで、全国事務所において速度違反値の改定などの管理基準の一括改定が可能となります。

デジタコと「運行支援ASP-Lite」を導入することで、CO2削減も見込め、環境への貢献も実現できます。

販売価格、および出荷時期

製品名 販売価格(税別) 出荷時期
運行支援ASP-Lite 月額3,000円/PC 2008年12月1日
月額1,000円/車両
  • 販売価格は、管理パソコン1台ごとの月額に、車両1台ごとの月額を加算して算出します。
  • サービスの導入支援には、別途費用がかかります。

販売目標

2010年度末まで3,000万円(輸配送車両、約2万台)

動作環境

[クライアント]OS : Microsoft Windows XP Professional(Vista近日対応予定)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 ASP:
Application Service Providerの略で、ビジネス用アプリケーションをインターネット回線を通じて提供するサービス。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

産業・流通ソリューションビジネスグループ ITS事業部 ビジネス企画部
電話 : 044-754-3239 (直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。