PRESS RELEASE (サービス)
2008-0174
2008年9月30日
富士通株式会社
お客様のITインフラの省電力化を支援
~お客様のIT機器と付帯設備群の消費電力量をレポート形式で毎月提供~
当社は、「富士通東京第2システムセンター」で運用しているお客様のサーバやストレージなどのITシステムと、空調・電源などの付帯設備群を含めたITファシリティが消費する電力を併せて測定し、月ごとにレポート形式で報告する「消費電力レポートサービス」を、同センターを利用いただくすべてのお客様に基本サービスとして本日より提供開始します。これにより、お客様のITシステムの最適な省電力化を支援し、また、社会全体の環境負荷低減に貢献してまいります。
昨今、企業の環境への取り組みが社会的責任の一つとして認知されるとともに、経済産業省から企業に課せられるCO2排出量報告義務の対象範囲が、2010年より、CO2排出量が大きい大規模の工場やビルに加え、賃貸ビルや使用するオフィスなどにまで広がるなど、環境保護に向けた法的な管理体制も強化されています。
「富士通東京第2システムセンター」では、2007年12月の開設以降、国内No.1シェアを誇る当社のアウトソーシングサービスで培ったファシリティ・運用技術を駆使し、高機能・高品質なデータセンターサービスを提供しています。特にお客様のITシステムの省電力化や信頼性強化につながる電力管理については、最新鋭の計測・管理技術を実装した電力マネジメント基盤により、分電盤の計測機と独自開発ツールを組み合わせてラック単位の電力量管理やリアルタイム監視をおこなうなど、高精度な運用管理を実現しています。
当社はこのたび、「富士通東京第2システムセンター」において、当該電力マネジメント基盤をベースに、「消費電力レポートサービス」の提供を開始します。本サービスは、ITシステムと空調・電源など付帯設備の消費電力を測定し、お客様のITインフラ全体が消費する電力量を毎月レポート形式で提供するものです。お客様は本サービスを活用することにより、ITインフラの消費電力を毎月定量的に評価することが可能になるほか、数値的な削減目標を定めて次期システム構築を行うなど省電力化対策が可能となります。
<「消費電力レポートサービス」のイメージ図> |
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当社は、本サービスをデータセンターサービスにおけるグリーンIT促進の標準機能に位置づけ、「富士通東京第2システムセンター」を利用いただく全てのお客様に基本サービスとして提供し、2009年10月に開設予定の「富士通館林システムセンター」の新棟などでも順次提供を開始していく予定です。また、お客様の環境負荷を低減するプロジェクト「Green Policy Innovation(グリーン・ポリシー・イノベーション)」の一環として、お客様ひいては社会全体の環境負荷低減に貢献していきます。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
サービスビジネス本部 アウトソーシングサービス推進部
電話: 03-6424-6246(直通)
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