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PRESS RELEASE (環境)

2008-0158
2008年7月23日
富士通株式会社

中期環境ビジョン「Green Policy 2020」を策定

~環境イノベーションにより、約3,000万トンのCO2排出量の削減に貢献~

富士通グループは、地球環境問題の解決に向けて、富士通グループが果たすべき役割と方向性を示した、中期環境ビジョン「Green Policy 2020」を策定しました。

本ビジョンは、「創造」「協働」「変革」をキーワードに、自らと社会の環境イノベーションを起こすことで、低炭素で豊かな社会の実現を目指すものです。富士通グループは、本ビジョンの達成に向けて継続的に活動を推進し、2020年には国内で年間約3,000万トンのCO2排出量の削減に貢献することを目指します。

策定の背景

7月に開催されたG8(北海道洞爺湖サミット)において、「2050年までに、世界全体の温室効果ガス排出量を現状から半減する」という目標を共有することが宣言されました。この目標達成には、世界全体の温室効果ガス排出量を早期にピークアウトする必要があり、技術、制度、市場など、さまざまな“イノベーション”が必要不可欠です。

そこで富士通グループは、地球環境問題の解決にむけて、グローバルIT企業として果たすべき役割と活動の方向性を明確にするため、中期環境ビジョンを策定しました。

中期環境ビジョン「Green Policy 2020」


【中期環境ビジョン】

富士通グループは、低炭素で豊かな社会の実現に向けて、
テクノロジーとノウハウを結集し、お客様やパートナーとともに、
自らと社会の環境イノベーションを起こします。

革新的先端テクノロジーやビジネスソリューションの「創造」、お客様やパートナーなど、国際社会を構成するさまざまな主体との「協働」、富士通グループ自身の「変革」をキーワードに取り組んでいきます。

[3つの目標]

  1. お客様・社会全体への貢献

    富士通グループは、テクノロジー、ソリューションの提供により、2020年は国内で年間約3,000万トンのCO2排出量の削減を目指し、世界全体の温室効果ガス排出量の削減(少なくとも2020年までに世界全体でピークアウト)に貢献する。

  2. 自らの変革

    2020年に富士通グループの各事業領域(ソフトサービス、ハードウェア製品、電子デバイスなど)における総合エネルギー効率が世界トップレベルであることを目指す。

    また、低炭素化を推進する新たな組織を設立する。

  3. 生物多様性の保全

    「ビジネスと生物多様性イニシアチブ」(注1)のリーダーシップ宣言において掲げられたすべての項目を推進し、2020年までに具体的な取り組みを行う。

また、この3つの目標を達成するため、「エネルギー革新技術の開発」「お客様のビジネスにおける省資源・省エネルギー化」などお客様・社会全体への貢献における13のテーマと、「事業活動の徹底した低炭素化」など自らの変革における5つのテーマ、また、生物多様性の保全における2つのテーマの合計20の取り組みテーマを設定し、活動を推進していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 「ビジネスと生物多様性イニシアチブ」:
生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)の中で、ドイツ政府が民間企業に生物多様性へ関与することを求めて発足したもので、本イニシアチブへ参加しリーダーシップ宣言に署名した企業は、生物多様性の保全に配慮した企業活動をすることが期待される。当社は、2008年5月29日(ドイツ時間)に署名。

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本件に関するお問い合わせ

環境本部
電話: 044-754-3413(直通)
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