PRESS RELEASE (サービス)
2008-0150
2008年7月22日
富士通株式会社
~システムの利用者範囲を海外代理人まで拡張し、国内外のワークフローを一元管理~
当社は、約100社の導入実績を持つ特許管理パッケージ「ATMS/PM2000(アトムス ピーエム2000)」のオプション製品として、海外への特許出願業務の効率化を支援する業界初の製品を8月下旬より販売開始します。
本製品は、海外へ特許出願をする際に発生する国内業務を電子化する「外国拡張オプション」と、外国特許庁との手続きを代行する海外代理人との依頼・納品業務を電子化する「海外代理人連携オプション」から構成されます。
本製品により、従来、紙で運用されてきた海外に対する特許出願業務を電子化することができ、業務の見える化とスピードアップ、および環境負荷の低減に貢献します。
企業活動のグローバル化に伴い、日本企業の海外への特許出願数は、1990年代後半から増加し続けています。一方で、その処理件数の増加にも関わらず、海外に対する特許出願は出力した帳票を郵便やFaxで送るなど、紙による運用が一般的で、電子化が進む国内での特許出願に比べ、効率化が求められていました。
これを踏まえ、当社は、特許管理パッケージ「ATMS/PM2000」のオプション製品として、海外に対する特許出願の効率化を支援するオプション製品「外国拡張オプション」および「海外代理人連携オプション」を8月下旬より主に製造業のお客様に向けて販売開始します。
「外国拡張オプション」では、海外に対して特許出願をする際に発生する国内業務の、「海外代理人連携オプション」では、海外代理人の依頼・納品業務の電子化をおこない、各種手続き完了までの業務進捗を一元管理します。これにより、業務の見える化ひいては効率化・スピードアップに貢献します。
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<<特許出願のワークフローイメージ>> |
特許管理の業界で初めて、国内業務と海外業務を同一のワークフロー上で実施できるようになります。海外代理人は、従来紙で運用されていた、依頼元の企業との書類受領や納品のやりとりを電子的におこなうことが可能です。企業から海外代理人だけでなく、国内特許事務所から海外代理人へ業務を依頼する場合も含めて作業の進捗を一元管理でき、業務の見える化、ひいては効率化およびスピードアップに貢献します。
<<複数国出願案件の一括処理イメージ>> |
従来の国内特許ワークフローでは1件ごとに処理をしていましたが、海外へ特許出願をする際には複数国に出願する場合が多くあり、1件ごとの処理では手間がかかります。本製品では、複数国にまたがって出願されている同じ内容の特許をファミリーとしてまとめることが出来るため、特許取得後の権利維持検討時などにも、ファミリーとして一括して判断結果を入力して処理することができ、作業負荷を軽減します。
従来、郵送やFaxで納品されていた海外代理人が各国特許庁から受領した書類についても、企業へ電子的に納品することが可能となります。これにより、従来と比較して迅速に対応することができるほか、書類の紛失などのセキュリティリスクが軽減されます。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 | |
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ATMS/PM2000 | 外国拡張オプション | 200万円から | 8月下旬より |
海外代理人連携オプション | 200万円から | 8月下旬より |
2010年度末までに50社(国内)
OS | : | Microsoft® Windows® Server 2003 |
対象機種 | : | 当社製PCサーバ「PRIMERGY」シリーズなど |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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