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PRESS RELEASE (サービス)

2008-0106
2008年5月20日
富士通株式会社

高集積システム・グリーンITに対応した富士通館林システムセンターの新棟を建設

~次世代のIT基盤技術を先取りした、最高水準のデータセンターサービスを提供~

当社は、アウトソーシングビジネスの中核として1995年以来データセンターサービスを提供してきた富士通館林システムセンターを拡張し、2009年10月に新棟を開設します。

新棟では、これまで約2,100社を超えるお客様のシステムのデータセンター運用で培ったノウハウを最大限に活かしつつ、今後10年のIT基盤を先取りした最新鋭の環境・サービステクノロジーを実装します。当社は高品質なITファシリティを基盤に、高集積システムやグリーンITに対応した最高水準のデータセンターサービスを提供し、お客様の事業の発展・競争力向上に貢献していきます。

当社は、ITサービスの可用性強化やシステム運用環境の省電力化など、高度化・多様化するIT基盤への革新要求を背景としたアウトソーシングニーズの拡大に対応するため、当社のメインセンターである富士通館林システムセンターの敷地内に新棟を建設し、同センターを拡張します。

新棟では、延べ床面積22,000m2、免震構造、CASBEE(注1)Sランク準拠、Tier(注2)4対応のファシリティを基盤に、グリーンITに対応した効率的動力設備や太陽光発電設備、RFIDによる人位置情報管理システムなど、最新鋭の設備技術を実装します。さらに、SaaSビジネスの実行基盤、将来的にはデータセンター間での適用を検討しているグリッド技術などを採用し、次世代を見据えた最高水準のデータセンターサービスを提供します。

お客様は新棟を活用することで、ブレードサーバなどを用いた高集積システムの構築、付帯設備・建屋から排出されるCO2の削減、システム運用環境の災害耐性強化などをおこなうことが可能です。新棟は、2009年10月の開設を予定しています。

当社グループは、運用サービスを中心に、お客様のシステムの企画・設計・構築を実施するライフサイクル提案を推進しています。データセンターサービスをその基幹事業と位置づけ、今後もお客様の事業の発展、競争力向上に貢献していきます。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 CASBEE:
建築物総合環境性能評価システム。建築物を環境性能で評価し格付けする手法で省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷低減の側面はもとより、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上といった側面も含め、建築物の環境性能を総合的に評価する。SランクからCランクの5段階で評価し、Sランクが最も環境性能が高い。
  注2 Tier:
データセンターの品質を、付帯設備の冗長性などにより評価・格付けする、米国の基準。Tier1からTier4まで4段階の評価レベルがあり、数値が大きいものほど品質が高いことを表す。新棟の評価は、米国基準を参考に、日本の国土条件などを考慮して当社が選定したTier項目に基づき実施。

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本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話: 03-6252-2175(直通)


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