PRESS RELEASE(サービス)
2008-0068
2008年3月31日
富士通株式会社
当社はこのほど、マルチキャリア対応の企業向けネットワークサービス「FENICSⅡネットワークサービス(以下、「FENICSⅡ」)」(注1)と、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)が新たに提供する次世代ネットワーク(以下、NGN)「フレッツ 光ネクスト」との相互接続をおこないました。
これにより、「FENICSⅡ」をご利用いただいているお客様企業は、従来の専用線や「フレッツ・ADSL」、「Bフレッツ」の拠点に加え、新たに敷設する「フレッツ 光ネクスト」の拠点との間においても「FENICSⅡ」をご利用いただくことが可能となります。
今後当社は、NTTグループのNGNで提供される広帯域・高信頼な機能を活用した動画映像配信やテレビ電話会議などの多彩なコミュニケーション手段の提供を通じ、お客様企業の生産性の向上やワークスタイルの変革を推し進めていきます。
当社はこれまで、日本電信電話株式会社(NTT)が実施したNGNのフィールドトライアルに参加し、Webビデオ会議システム「JoinMeeting(ジョインミーティング)」(注2)を使った複数の相手へ同時に同じデータを送信するマルチキャスト(注3)やIP電話などで用いられる通信制御プロトコル(SIP)(注4)により通信品質を確保するQoS制御(注5)の有効性について検証をしてきました。
【「FENICSⅡ」のイメージ図】 |
今回は、「FENICSⅡ」を運用する当社のバックボーンネットワークとNTT東日本、NTT西日本が本日よりサービス開始する「フレッツ 光ネクスト」との事業者間接続を実施しました。接続拠点は、当初「フレッツ 光ネクスト」が提供される東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪の一部エリアとなりますが、同サービスの提供エリア拡大に合わせて展開していきます。
これにより、「フレッツ 光ネクスト」を利用されるお客様に対して、「FENICSⅡ」の各種ネットワークサービスの利用が可能になります。
また、今後、NGNで追加される新技術を活用したサービスも順次提供していきます。
中小規模ネットワーク向けのセキュアなVPNサービス。当社独自のWAN通信認証機能やコンフィグ管理機能が特長。
「FENICSⅡ」を運用する当社の広帯域バックボーンネットワークの上に、お客様専用のセキュアなIP-VPN網を構築し、運用を含めて提供するサービス。お客様企業のイントラネットとして利用し、モバイルを含む多彩なアクセス回線やインターネットへの接続などを提供。
Ethernet技術を用い、お客様の拠点間をセキュアにLAN接続した広域イーサネットサービス。プロトコルに依存しない通信と高速通信が特長。
多彩なアクセス回線を利用できるインターネット接続サービス。従来からの専用線、「フレッツ・ADSL」、「Bフレッツ」回線に加え、今回、「フレッツ 光ネクスト」を追加。
「FENICSビジネスVPNサービス」(ルータレンタル、回線込み): 1拠点、月額1万8,700円より
2008年5月より順次提供。
今後3年間で、2,000億円の売上を目指します。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
サービスビジネス本部 ネットワークビジネス推進統括部 ネットワークサービス推進部
電話 : 03-6424-6247 (直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。