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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2008-0060
2008年3月19日
富士通株式会社

富士通がPCL社向け日米太平洋横断光海底ケーブルネットワークの増設を完了

~日本と米国間の伝送容量を従来の2倍以上に増強~

当社は、太平洋横断海底ケーブルを有する大手通信事業者のPacific Crossing Limited(以下、PCL社)から、2007年9月にPC-1太平洋横断光海底ケーブルネットワーク(以下、PC-1ネットワーク)(図1)の増設商談を受注し、このたび増設作業が完了いたしました。

PC-1ネットワークは、日米間を結ぶ全長2万1,000kmの光海底ケーブルシステムです。当社は、全4区間のケーブル陸揚げ局に海底光波長多重端局装置「FLASHWAVE S650」(図2)を増設し、既存のトラフィックに影響を与えることなく、契約から約6ヶ月という短期間で、ネットワーク全体の伝送容量を毎秒780ギガビットから毎秒1.98テラビットと2倍以上に増強しました。これにより、インターネットの国際的な普及により急増するデータトラフィックを緩和いたします。



(図1)PC-1 ネットワーク概念図
日本側地点 1:三重県、2:茨城県
米国側地点 3:ワシントン州ハーバーポイント
  4:カリフォルニア州グローバービーチ

(図2)海底光波長多重端局装置
「FLASHWAVE S650」

PC-1太平洋横断光海底ケーブルネットワークの概要

日米間を結ぶ全長2万1,000kmにおよぶPCL社のPC-1太平洋光海底ケーブルネットワークは、4区間に敷設された4対の光ファイバーで構成され、日米4ヶ所のケーブル陸揚げ局(三重県志摩、茨城県阿字ヶ浦、ワシントン州ハーバーポイント、カリフォルニア州グローバービーチ)を経由しています。

Pacific Crossing Limited CEO Mark Simpson氏のコメント

マルチメディア、双方向サービスなどをはじめとした、インターネットアプリケーションの成長とともに、トラフィックの需要は全世界規模で高まっております。とりわけ、アジア経済の成長とともに、太平洋地域の回線需要はめざましく発展しております。高い信頼性やパフォーマンスおよびフレキシビリティにより業界をリードする当社のネットワークと、富士通のプラットフォームのコンビネーションは、広大な太平洋地域においてベストなソリューションをお客様に提供します。

富士通株式会社 経営執行役常務 近間輝美のコメント

当社は、お客様に対し、高い付加価値とともに斬新なソリューションをご提案させていただくべく、常に開発を継続しております。当社が納入した「FLASHWAVE S650」は、PC-1ネットワークが従来より備える高いパフォーマンスを継続させつつ、伝送容量の大幅な増加を図りました。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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本件に関するお問い合わせ

フォトニクス事業本部 海底事業部 営業部
電話: 044-754-3866(直通)
E-mail: submarinenetworks@np.css.fujitsu.com


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