Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. アンリ・シャルパンティエ様が手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を採用

PRESS RELEASE (サービス)

2008-0007
2008年1月23日
富士通株式会社

アンリ・シャルパンティエ様が手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を採用

~全店舗の全従業員を対象として勤怠管理システムに導入~

当社はこのほど、洋菓子専門店を全国で展開する株式会社アンリ・シャルパンティエ(本社:兵庫県芦屋、代表取締役:松村はるみ 以下、アンリ・シャルパンティエ)様の全64店舗およびスタジオ(工場)における約2,000名の従業員を対象とする勤怠管理システムに、当社の手のひら静脈認証装置「PalmSecure」(パームセキュア)を採用いただきました。

従業員の勤怠管理に手のひら静脈認証装置を採用いただいたのは、菓子関連業界では今回が初めてです。

近年、正確な従業員の勤務時間の管理を実施するとともに、給与計算にともなう手間を削減するため、従来のタイムカードや自己申請などによる勤怠管理方式から、生体認証を活用した勤怠管理システムの導入が飲食業界などを中心に進んでいます。


手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を
活用した勤怠管理の様子

アンリ・シャルパンティエ様では、これまで指紋による生体認証技術を活用した勤怠管理システムを採用していましたが、このたび、非接触で衛生的であることに加え、より温度や手の外皮のコンディションの影響を受けにくい静脈情報で個人を特定することが可能な手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を活用した勤怠管理システムを導入いただきました。これにより、アルバイトを含めた全従業員の正確な労働時間の一括管理およびそれに基づく自動給与計算により高精度な勤怠管理を実施します。


2007年11月よりアンリ・シャルパンティエ様従業員の静脈登録を開始し、全国64店舗および「ハーバスタジオ43」(工場、西宮市)における全従業員約2,000名を対象とし、12月に同システムの展開が完了しました。

手のひら静脈認証装置の特長

  1. 体内情報であるため偽造が困難

    手のひら静脈は体内情報であり、偽造が困難です。また指や手の甲に比べ、複雑かつ安定しており、本人拒否率0.01%、他人受入率0.00008%以下(注1)という高い認証精度と合わせて、高信頼のセキュリティを実現しています。

  2. 適用率が高く、登録不可能な人がほとんどいない

    指紋では表面の磨耗や乾燥などにより、登録・照合ができないことがありますが、手のひら静脈認証装置では、体表の影響はほとんど受けません。また、指先などと比べ、外気温の影響を受けにくいことが検証されています。当社では、全世界で7万5千人、15万手での静脈データサンプルを収集し、認証精度と適用率の確認を行いました。これらのサンプルで適用できなかったケースはなく、適用率の高さが実証されています。

  3. 非接触型であるため、利用者の抵抗感が少ない

    衛生的であるとともに、手のひらを開いたまま装置にかざすという自然な操作性を実現しています。利用者が同じ装置に触れることがないため、心理的な抵抗感が少ないものとなっています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 本人拒否率0.01%、他人受入率0.00008%以下:
本人拒否率は本人を本人として正しく認識しない割合で、他人受入率は他人を本人と誤って認識する割合のこと。99.99%の確率で本人を正しく認証する時、誤って他人を本人として認証する確率は125万分の1以下。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社
ビジネスインキュベーション本部
電話 : 03-6252-2286 (直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。