PRESS RELEASE
2007-0241
2007年12月5日
富士通株式会社
子ども向けサイトのノウハウを結集した
「富士通 キッズコンテンツ作成ハンドブック」を策定
～子ども向けユニバーサルデザインを普及させ、子どもたちへ良質なコンテンツを提供～
近年、学校や家庭へのインターネットの普及により、子どもたちのパソコン利用は年々増加しています。小学校の「調べ学習」では、インターネットが多く使用されており、企業や団体から発信される子ども向けウェブコンテンツのニーズが高まっています。また、企業も含め、社会全体で子どもの教育にあたる社会総がかりでの教育再生(注4)が叫ばれています。
このような状況の下、当社はこのたび、「富士通キッズ」構築の実践ノウハウをまとめたハンドブックを公開します。新たに子ども向けウェブコンテンツに取組む企業や団体に、本ハンドブックを活用いただくことで、子ども向けユニバーサルデザインの普及を推進していきます。インターネットを通した情報発信の方法やユニバーサルデザインのコンテンツ作成技術などを高め、子どもたちにとって良質で有効なコンテンツの提供に貢献していきます。
また、富士通デザイン株式会社(注5)が、「富士通キッズ」においてペルソナマーケティングを実践し、その内容についてもハンドブックにまとめています。本日、ペルソナマーケティングを適用した環境問題を学ぶコンテンツを新たに公開します。
ハンドブックの公開について
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- 日時 ： 2007年12月5日（水曜日）午前11時
- 公開先 ： 富士通 キッズコンテンツ作成ハンドブックのページ
ハンドブックの概要
本ハンドブックは、「基本編」と「ペルソナマーケティング編」の2分冊で構成されています。
- 基本編
子ども特有の行動などに配慮した子ども向けユニバーサルデザインの実装方法を中心に、子ども向けウェブコンテンツ制作のポイントをまとめています。
「富士通キッズ」を制作するにあたり、小学生や保護者、教育関係者に独自でヒアリング調査や各種資料の調査を行っており、それらの実践で得られたノウハウをまとめています。
- ペルソナマーケティング編
子ども向けウェブコンテンツのターゲットである「子ども」、「保護者」、「先生」をペルソナとして、その生活やインターネット利用シーンをまとめています。3人のプロフィールを詳細に設定することで、目的を明確にしてコンテンツ制作をすることができます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 「富士通キッズ」：
- 当社の、小学校高学年向け情報発信サイト。ものづくりや技術の素晴らしさを楽しみながら学べるサイトとして、2007年3月2日にオープン。
- 注2 ペルソナマーケティング：
- 「ペルソナ」と呼ばれる製品やサービスのユーザー像を、仮想の人物として具体的に定義することで、最も重要で象徴的な顧客モデルを設定し、マーケティングデータとして使用する方法。
- 注3 「みんなで守ろう！世界の自然」：
- 熱帯雨林の破壊の現状と再生活動を通し、自然環境について学ぶコンテンツ。2007年12月13日から15日まで、東京ビックサイトで開催される「エコプロダクツ2007」の富士通ブースでも紹介予定。
- 注4 社会総がかりでの教育再生：
- 政府の教育再生会議にて報告された「社会総がかりで教育再生を～公教育再生への第一歩～」より。教育再生の実現のために、学校だけではなく、住民や家族、企業といった地域の関係者全てが当事者意識を持って社会総がかりで、「国の宝」である子どもを育てる取組み。
- 注5 富士通デザイン株式会社：
- 本社 神奈川県川崎市。代表取締役社長 加藤公敬。設立 2007年10月1日。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
電話： 0120-933-200
受付時間： 午前9時～午後5時30分（土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）
キッズハンドブック事務局（E-mail）：contact-kidshandbook@cs.jp.fujitsu.com
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