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[お知らせ]

2007-0246
2007年12月14日
富士通株式会社

「グリーン物流パートナーシップ推進事業」において経済産業大臣表彰に決定

当社は、DHLサプライチェーン株式会社(代表取締役社長:ドナルド マクガーヴァ、本社:東京都品川区、以下、DHLサプライチェーン)とともに「グリーン物流パートナーシップ推進事業」として実施したモデル事業について、本日、経済産業大臣より「グリーン物流優良事業者表彰」を受けました。


グリーン物流パートナーシップ会議
シンボルマーク

「グリーン物流パートナーシップ推進事業」は、「グリーン物流パートナーシップ会議(注1)」が募集した、荷主企業と物流事業者の連携による物流分野でのCO2排出量削減プロジェクトです。当社はDHLサプライチェーンとともに、「平成18年度 グリーン物流パートナーシップ推進事業」のモデル事業において「部品調達から製品配送まで一貫した集中配車コントロールによるCO2削減の取り組み」の活動を実施した結果、経済産業大臣表彰を受けました。

当社は、お客様の環境負荷を低減するプロジェクト「Green Policy Innovation(注2)(グリーン・ポリシー・イノベーション)」に取り組んでおり、今後もお客様の環境負荷を低減する活動を推進していきます。



表彰理由

当社が、DHLサプライチェーンと実施した「部品調達から製品配送まで一貫した集中配車コントロールによるCO2削減の取り組み」では、いくつもの工夫を複合的に組み合わせた先進的な事例であることが評価されました。具体的には、以下の3点が評価されこのたびの表彰につながったものです。

  1. 川上から川下までサプライチェーン全体に渡って企業が協力し物流効率化を進めた点。
  2. CO2排出量の把握と算定について、車載端末の実測データおよび輸送明細データからCO2排出量を自動算定する先進的なツールを構築した点。
  3. 上記に加え、物流センターの統廃合、物流情報のデータ化などの物流効率化の取り組みが複合的に推進されている点。

活動内容

当社が新たに開発した集中配車コントロール支援システムにより、首都圏の部品調達輸送から製品配送までの物流情報を集約し一元管理することで、ミルクランや共同配送など輸送トラックの全体最適化を図りました。また、DHLサプライチェーンと協力し、当社の首都圏物流センターをそれまでの5カ所から3カ所に統廃合することで、より効率的な配車計画を実施しました。さらに、DHLサプライチェーンの輸送トラックに当社の車載ステーション(注3)を搭載することで、エコドライブを支援しました。当社が新たに開発したCO2排出量を自動算定するツールを用い、これらの取り組みを可視化し、約300トン(年換算)のCO2排出量を削減しました。


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 グリーン物流パートナーシップ会議:
業種業態の域を超えて互いに協力する事により、運輸部門におけるCO2排出量を削減することを目的に、経済産業省、国土交通省、日本ロジスティクスシステム協会、日本物流団体連合会、日本経済団体連合会の協力により運営。
  注2 Green Policy Innovation:
2007年12月10日発表。当社の持つノウハウや技術を活かし、「ITインフラの環境負荷低減」と「IT活用による環境負荷低減」を推進し、2007年度から2010年度の4年間で累計700万トン以上のCO2削減を目指すプロジェクト。
  注3 車載ステーション:
速度・エンジン回転データなどを取得して、急加減速やアイドリングの防止を行い、安全運転・低燃費運転などを促進する運行支援システム。なお、本製品は国土交通省のディジタル式運行記録計の型式指定を取得済み。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

物流本部 物流プロセス改革室
電話: 044-754-2830(直通)


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