PRESS RELEASE (サービス)
2007-0249
2007年12月13日
富士通株式会社
ITシステムの運用支援LCMサービスの提供体制を強化
～ITサービスマネジメントシステムの国際認証規格「ISO20000」を8センターで新たに取得～
当社は、2月に新設したITシステムの運用支援拠点であるLCM（Life Cycle Management）サービスセンター（全国8ヶ所）において、ITサービスの実施プロセスおよびマネジメントプロセスを一括で管理するマネジメントシステムの国際認証規格「ISO/IEC20000-1：2005」(注1)を新たに取得しました。
今回、ITシステムの運用をトータルに支援する当社のLCMサービス(注2)を提供する全てのセンターにおいて認証を取得したことで、お客様の煩雑化するITシステムの運用に対し、全国均一で高品質なサービスを迅速に提供していきます。これにより各地域のお客様はもとより、全国に拠点を有する企業・組織に対してもより均一なサービスを提供することが可能となります。
当社は、お客様のITシステムの運用に対して、ITIL(注3)に準拠したLCMサービスを官公庁はじめ製造業、金融業などのお客様に広く提供してきました。
今般、オープン化が進み、より煩雑化するお客様のITシステムの運用に迅速に対応するために、全国 8ヶ所(注4)のLCMサービスセンターにおいて、新たにITサービスマネジメントシステムの国際認証規格である「ISO/IEC20000-1：2005」を取得し、より高品質なLCMサービスを全国均一に提供していきます。
今回認証を取得したLCMサービスセンターは、富士通グループ各社拠点の「オンサイト運用技術者」と連携し、お客様のITシステムの運用のライフサイクル（企画・導入から運用、撤去まで）の全てのフェーズを一貫して最適化し、コスト削減の実現を支援しています。
これにより各地域のお客様はもとより、全国に拠点を有する企業・組織に対してもより均一なサービスを提供することが可能となり、お客様の企業価値向上と競争力強化に貢献していきます。
認証概要
登録組織 |
： | 富士通株式会社 |
認証登録番号 |
： | ITMS508018 |
認証規格 |
： | ISO/IEC20000-1：2005 |
認証登録範囲 |
： | 富士通株式会社 インフラサービス事業本部、株式会社富士通エフサス サービス基盤本部、同 東日本本部および同 西日本本部などにおけるお客様の情報システムのライフサイクルを支えるITシステム運用サービスを実施するITサービスマネジメント |
認証機関 |
： | BSIマネジメントシステム ジャパン株式会社(注5) |
初回認証登録日 |
： | 2006年11月27日 |
認証取得日 |
： | 2007年12月1日 |
以上
注釈
- 注1 ISO/IEC20000-1：2005 ：
- ITサービスマネジメントのベストプラクティスとして注目されているITILに準拠した唯一のITサービスマネジメントの国際認証規格。
- 注2 LCMサービス：
- ITシステム運用におけるライフサイクル（企画・導入段階から運用を経て機器などの撤去まで）全般を支援するトータルサービス。
- 注3 ITIL：
- IT Infrastructure Library. 英国政府機関が作成したIT運用管理の業務プロセスと手法を体系的に整理したガイドライン。
- 注4 全国8ヶ所：
- 北海道（所在地：札幌）、東北（所在地：仙台）、関越（所在地：大宮）、東京（所在地：東京）、中部（所在地：名古屋）、関西（所在地：大阪）、中国（所在地：広島）、九州（所在地：福岡）。
- 注5 BSIマネジメントシステム ジャパン株式会社：
- 1929年に英国王室認可（Royal Charter）を受け、世界110ヶ国以上で認証サービスなどを提供している英国BSI（British Standards Institution）の日本法人。
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