PRESS RELEASE (サービス)
2007-0228
2007年11月6日
富士通株式会社
企業の事業戦略、研究開発戦略立案を知的財産から支援する
~「意味解析テクノロジー」採用により、高精度な特許マップを、簡単・スピーディーに提供~
当社は、お客様自身で簡単に特許取得状況の関連をマップとして表示し、特許分析ができるサービス「ATMS/Analyzer(アトムス アナライザー)」を12月3日より販売します。
本サービスは、当社のテキストマイニング(注1)技術(文章の意味解析テクノロジー)を応用したものであり、当社データセンターにて分析用データベースを作成する「作成サービス」と、そのデータベースを利用して、特許取得状況の関連をマップとして表示する「クライアントソフトウェア」から構成されます。
従来、手間のかかっていた特許マップ作成が、簡単・スピーディーに実施できるようになり、知的財産データを有効に活用し、事業戦略、研究開発戦略に役立てられます。
「特許マップ」 |
拡大イメージ |
現在、企業や研究機関の特許出願数は世界で年間150万件を超えており、競争力があり他社特許に触れない製品開発はますます難しくなってきています。
そのため、各企業は知的財産戦略をこれまで以上に重視する中、他社の特許を効率良く分析することが、より強く求められています。
当社は2005年より、知財分析ソリューションを提供しており、お客様からいただいた特許情報を分析できるサービスを受託型で提供していました。
今般、特許分析をお客様自身が手軽に実施したいとの要望にお応えし、WEBサービスとクライアントソフトウェアを組み合わせたサービス「ATMS/Analyzer」を提供致します。
本サービスは、お客様が当社データセンターの「作成サービス」をインターネット経由で活用して分析用データベースを自動作成、パソコンのクライアントソフトウェアを用いて自由に特許マップを作成できるサービスです。
高機能なデータセンターでの分析データベース作成機能に加え、手軽で自由度の高いクライアントソフトのマップ機能により、利用者は強力な特許分析をすることが可能です。
今後、米国特許の対応や審査経過情報を使った特許価値評価機能を追加していくことで、製品ラインナップの充実を図ってまいります。
本製品は、11月7日から11月9日に開催される「特許・情報フェア&カンファレンス2007(場所:科学技術館(東京・北の丸)」に出展します。
あらかじめ分析に必要な特許マップのテンプレートを数十種類用意しています。簡単に分析結果が得られるだけでなく、分析スキルを補うことが可能です。
特許分類、出願人、キーワードなどでの集合演算が可能です。また、同義語設定、出願人の名寄せ、独自分類での分析などミクロな分析まで自由自在にできます。
キーワードの出現頻度の計算、テキストマイニングによる特許の課題・対象抽出、引用関係の作成など、特許マップの元となるデータベースは当社のデータセンターで作成します。お客様はご自身のパソコンからインターネット経由で必要な特許情報をアップロードできます。
サービス名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
ATMS/Analyzer | 19万8,000円から | 12月3日 |
2010年度末までに売上5億円(当社の決算期は3月末日です。)
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 午前9時~午後5時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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