PRESS RELEASE
2007年10月9日
富士通株式会社
サン・マイクロシステムズ・インク
~新しいデザインにより高性能、エコ、仮想化機能を備えた新製品を投入~
富士通株式会社(代表取締役社長:黒川 博昭、東京都港区、以下富士通)とサン・マイクロシステムズ・インク(社長兼CEO:ジョナサン・シュワルツ、米国カリフォルニア州サンタクララ、以下サン)は、UltraSPARCR T2プロセッサを搭載した初のサーバ「SPARC Enterprise」T5120、T5220を本日より発売いたします。
「SPARC Enterprise」T5120、T5220は、リアルタイム性が必要なWebフロント業務、アプリケーションやオンライントランザクション処理(注1)や技術計算などの分野で、高性能、拡張性、高密度実装により実現した省スペースを求めるお客様に最適なサーバです。
また、UltraSPARC T2プロセッサに内蔵された仮想化機能により、お客様は少ないリソースで仮想化システムの構築と運用が可能になります。
「SPARC Enterprise」T5220 |
「SPARC Enterprise」T5120、T5220は、64スレッドに対応したUltraSPARC T2プロセッサを搭載しています。1コア毎に浮動小数点演算ユニットを搭載したことで、浮動小数点処理性能も大幅に能力アップしています。
また、次世代のネットワーク集約型システムに対応するため、10Gbpsイーサーネット技術とI/O機能を業界で初めて直接チップ上に組み込み、ネットワークの帯域幅と処理速度を大幅に高めています。
さらに、ワットあたりのパフォーマンス向上により業界トップクラスの省電力を実現し、高性能とともに環境に配慮しています。
これらの機能をもったUltraSPARC T2プロセッサを搭載したことにより、Webフロントに最適なサーバとなっております。
UltraSPARC T2がもつ最大64スレッドの多重処理性能と仮想化技術を組み合わせることにより、お客様は高度な仮想化環境を容易に構築することができます。
また、複数のアプリケーションをセキュアに導入、統合できるため、リソースの効率的な運用が可能になり、導入コストや運用コストを大幅に削減します。
「SPARC Enterprise」T5120、T5220は、システム可用性を大幅に改善するため、不良スレッド切り離し、メモリ割当解除機能、マルチビットエラーの訂正が可能な拡張ECC(注2)などを備え、高い信頼性、可用性、保守性を実現しています。
また、Webブラウザから本体装置の監視・制御が可能なシステム管理機構のILOM(Integrated Lights Out Management)を搭載することにより、システム運用管理ソフトウェアで統合管理が可能となり、サーバ導入およびシステム運用開始に必要な時間の短縮、継続的な保守運用の効率化が図れます。
さらに、ネットワーク、インターコネクト、暗号化等の主要機能を統合することにより、性能強化に加え、サーバ内の部品点数削減で信頼性を向上させています。
富士通ブランドならびにサンブランドの「SPARC Enterprise」T5120、T5220は、全世界で販売されます。両ブランド製品の機能は同一です。
製品名・モデル名 | 販売価格(税別) |
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「SPARC Enterprise」 T5120 | 97万1,000円より |
「SPARC Enterprise」 T5220 | 108万6,000円より |
PDF 主要ベンチマーク結果 (24KB)
以上
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