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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2007-0184
2007年9月3日
富士通株式会社

富士通が日米太平洋横断光海底ケーブルネットワーク増設商談を受注

~ 富士通とPacific Crossing Limited社で伝送容量を2倍に増強 ~

当社はこのたび、太平洋横断海底ケーブルを有する大手通信事業者であるPacific Crossing Limited (以下、PCL社) から、PC-1太平洋横断光海底ケーブルネットワーク(以下、PC-1ネットワーク)(図1)の増設商談を受注しました。今回の増設は、インターネットの国際的な普及により急増する太平洋間のデータトラフィックを支えるものです。

PC-1ネットワークは、日米間を結ぶ全長2万1,000kmの光海底ケーブルシステムです。当社は、光波長多重海底端局装置「FLASHWAVE S650」(図2)により、既存のトラフィックに影響を与えることなく、ネットワークの各4区間の伝送容量を毎秒200ギガビット増設し、ネットワーク全体の伝送能力を増強します。

PC-1ネットワークは、2008年第1四半期までにネットワークの各区間の容量が毎秒390ギガビットに、2008年第2四半期までに毎秒490ギガビットまで増強されることになります。



図1:PC-1 ネットワーク概念図
日本側地点 – 1: 三重県、2: 茨城県
米国側地点– 3: ワシントン州ハーバーポイント、
4: カリフォルニア州グローバービーチ


図2: FLASHWAVE S650
海底光波長多重端局装置

PC-1太平洋横断光海底ケーブルネットワークの概要

日米間を結ぶ全長2万1,000 kmに及ぶPCL社のPC-1太平洋光海底ケーブルネットワークは、4区間に敷設された4対の光ファイバーにて構成され、日米4ヶ所のケーブル陸揚げ局(ワシントン州ハーバーポイント、カリフォルニア州グローバービーチ、茨城県阿字ヶ浦、三重県志摩)を経由しています。今回の増設により、各ケーブル陸揚げ局には当社海底光波長多重端局装置「FLASHWAVE S650」が設置され、既存のケーブル容量を大幅に増強します。

同ネットワークを有するPCL社は、米国・アジア間に不可欠なネットワークを提供しています。


商標について

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以上

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本件に関するお問い合わせ

フォトニクス事業本部 海底事業部 営業部
電話: 044-754-3866(直通)
E-mail: submarinenetworks@np.css.fujitsu.com



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