[ ご参考 ]
2007年6月27日
富士通株式会社
(本資料は、英国Fujitsu Servicesが発行したプレスリリースの抄訳です)
~第一号として内閣府より約3,200万ポンド(約80億円)の契約締結~
[英国ロンドン発6月20日]-Fujitsu Services(富士通サービス)は、英国政府より、中央政府・地方自治体向けシェアード・サービスのフレームワーク契約を獲得しました。契約期間は最大で7年です。このフレームワークは「パブリック・セクター・フレックス(別称ISSAC)」と呼ばれるもので、英国政府の「英国政府トランスフォーメーション戦略」で定められたシェアード・サービスのビジョンに則って実施されます。富士通サービスは、シェアード・サービス市場において、すでに英国北アイルランド州政府の人事給与サービスを提供しており、英国では同分野でトップベンダーとなります。
英国政府と富士通サービスが結んだフレームワーク契約の下、富士通サービスは中央・地方政府の各機関と個別契約を結ぶことによってシェアード・サービスを実施します。個別契約を締結する各政府機関は、本サービスを通じてITインフラの共有やシステムの再利用をすることができ、調達の効率化、市民サービスの向上、コストの大幅削減、機能強化などを実現することが可能となります。
このたび、本フレームワーク契約に基づく個別契約の第一号として、英国内閣府と約3,200万ポンド(約80億円)の契約を締結しました。契約期間は5年で、最長2年の延長オプションが利用できます。富士通サービスは、現在、国立統計局など他の政府機関とも個別契約締結に向け交渉を続けております。
英国内閣府のCIOを務めるPeter Courtは次のように述べています。「本契約により、我々は、シェアード・サービス分野における先駆けとなり、大幅なコスト削減やITシステムの利便性の向上などを実現するだけでなく、環境面においても大きな効果を期待しています。エネルギー効率のよい技術の採用により、内閣府の二酸化炭素排出量を年間300トン以上削減し、また、在宅勤務などのフレキシブルな勤務形態を可能にします。今回の契約では、富士通サービスの提供するサービス品質の高さとVFM(Value for Money)に適った価格提案を評価し選定しました。」
政府のCIOを務めるJohn Suffolkは、「この契約は、内閣府のスタッフ、納税者、そして環境にとってウィン・ウィン・ウィンとなる素晴らしい契約です」とコメントしました。
富士通サービスの中央政府部門担当本部長Eithne Wallisは以下のように述べています。「パブリック・セクター・フレックスではいかなる政府機関のITニーズにも対応することが可能です。現在、各政府機関がそれぞれ個別に契約を結び、プロセスや設備、運用・管理などもすべて個別に行われています。これらを効率化することによって、リソースをフロントライン・サービスなど別の分野に投じることができるようになります。この契約は、とりわけ小規模な政府機関・自治体にとって、これまで大きな政府機関にのみが享受してきた経済効果や高水準なサービスを共有する機会を得るという点で、意義深いものとなるはずです。シェアード・サービスを導入する政府機関・自治体は、常に最先端のITサービスの恩恵を受けることができます。また、このフレームワーク契約に新たな機関が加わる際に開発された機能やサービスは、他の機関も共有することが可能となります。」
以上
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