PRESS RELEASE (サービス)
2007-0132
2007年6月12日
富士通株式会社
~高精細映像の伝送、保存、共有などを行うサービスを提供開始~
当社はこのほど、ブロードバンド(高速大容量通信)映像ソリューション「Broadsight(ブロードサイト)」(注1)に「ビデオウィンドウサービス」、「監視映像長期保存サービス」、「映像コンテンツ共有サービス」を新製品として追加し、2007年6月より順次提供を開始してまいります。
本サービスは、H.264(注2)の映像圧縮技術を採用し、HD映像(注3)の伝送や保存、共有などを当社データセンターを利用して行うもので、お客様においては、システム構築の期間短縮および導入・運用コストの削減を図ることができます。
なお、本商品は、幕張メッセで開催の「Interop Tokyo 2007」(開催期間:6月13日(水曜日)~15日(金曜日))に出展いたします。
近年のネットワーク動向は、NGN(注4)時代をむかえ、IPネットワークを利用した多様なアプリケーションの実現環境が揃い、中でも、ネットワークのQoS(注5)対応により、高精細な映像の伝送が可能となってきております。当社は、安定・高品質かつ低コストな映像伝送を可能とするブロードバンド映像ソリューション「Broadsight(ブロードサイト)」を2004年3月に発表し、このような環境下で、お客様の多様なニーズに対応したシステムを提供してまいりました。
このたび当社は、本ソリューションに、新製品として3つのサービスを追加し、2007年6月より順次提供してまいります。
<「Broadsight」ソリューション体系> |
拡大イメージ |
今回追加するサービスメニューは、遠隔地間で高精細映像によるモニタリングをリアルタイムに実現する「ビデオウィンドウサービス」、施設・店舗などの監視映像を長期保存する「監視映像長期保存サービス」、放送事業者向けに本局・支局間などとコンテンツ共有を行う「映像コンテンツ共有サービス」です。
最新映像圧縮方式H.264を用いることによって、安価なIPネットワークを通じて、相手側の様子をHD映像で細部までリアルタイムに写し出すことが可能です。遠隔地にある事務所や工場の様子などのモニタリングや、別の病院で行われている手術の映像を見ながら医師が指示を出す遠隔医療など、幅広い利用シーンが想定されます。また、ライブ映像の配信と同時に蓄積も行えるため、映像素材の二次活用も可能です。
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従来の一般的な監視カメラの映像をH.264を使って約10分の1に圧縮することで、オフィスビルや工場といった施設や、コンビニやATMといった店舗の監視映像の1~2年間にわたる長期的な保存を当社のデータセンターにて実現します。
主に放送業界のお客様を対象としたサービスです。映像伝送装置「IP-9500」(注6)で圧縮した映像を当社データセンターに蓄積することにより、本局と支局間のみならず、系列局間で映像素材を共有し、データベースから欲しい映像を自由に取り出すことができます。
製品名 | 販売価格(税別、初期費別) | 販売開始時期 |
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ビデオウィンドウサービス | 月額35万円から | 6月下旬より |
監視映像長期保存サービス | 個別見積 | 9月初旬より |
映像コンテンツ共有サービス | 個別見積 | 11月初旬より |
ビデオウィンドウサービスのうち、ビデオオンデマンド(VOD)については11月下旬より提供開始。
2009年度末までにサービス3製品による売上21億円。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
サービスビジネス本部 ネットワークビジネス推進統括部 公共ネットワークサービス推進部
電話:03-6424-6204(直通)
E-mail:broadsight@pss.fujitsu.com
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。