[ ご参考 ]
2007年4月25日
富士通株式会社
(本資料は、英国Fujitsu Servicesが発行したプレスリリースの抄訳です)
英国ロンドン発4月19日-Fujitsu Services(富士通サービス)は、英国Financial Services Authority(以下、FSA)様より、8000万ポンド(約190億円)のアウトソーシング契約を獲得しました。契約期間は8年です。
当契約には、大きく2つのサービス提供が含まれます。 まず、FSA様が提供するサービス内容とパフォーマンスの向上に貢献するため、富士通サービスが先端のIT技術を活用し、既存のITシステムのアップグレードを行うというものです。 次に、富士通サービスがFSA様のアプリケーション開発を含めたシステム構築をサポートし、すべてのITインフラを運用・管理するインフラ・マネジドサービスの提供です。
富士通サービスがFSA様に提供するアウトソーシングサービスは、先ずはITコストの大幅削減を前提とした業界最高水準のITシステムサービスの提供を2008年9月までに実施することです。これにより、富士通サービスはFSA様の今後のIT戦略を強力にサポートしてゆくことになります。
富士通サービスは2007年4月1日より、FSA様のITシステムとネットワークシステム関連設備の運用を実施いたします。オフィス内の固定電話や携帯端末を含めたネットワークシステム全般のサポートに加え、デスクトップ、データセンタ、ネットワーク設備などをサポートしてまいります。さらに、FSA様の業務アプリケーションとデータベースも富士通サービスが運用いたします。また、本契約の下、FSA様から40人のスタッフが、人員移管に関するEU規定に基づき、富士通サービスへ移籍します。
契約後の1年間で、当社はFSA様のネットワーク設備を従来のアナログ回線からVoIPシステムに切り替え、3000人のスタッフ全員のデスクトップシステムを刷新します。
富士通サービスは、ソリューション提供を通じて、FSA様にとってITがより使いやすく、ビジネスにとって有益となることが重要と考えます。システム刷新後は、FSA様のスタッフはオフィスや自宅のどこにいても、あるいはお客様と一緒のときでも、より高いセキュリティ環境の下で、富士通サービスの24時間サポート体制を通じて業務を遂行することが可能となります。富士通サービスは、FSA様のビジネスの柔軟性やダイナミズムを高めてまいります。
なお、今後は、FSA様がこれまで他社に委託していたアウトソーシング業務も一括して富士通サービスが担い、データセンタの移設・統合などを含めたアウトソーシングサービスを、英国各地のデリバリーセンタにて実施してまいります。また、結果として、FSA様の主拠点であるCanary Wharfのオフィススペースの有効活用に貢献いたします。
“Financial Services and Market Act 2000”により設立された、銀行や証券会社などの金融機関に対する法的な監督権限を持つ英国の非政府組織。詳細についてはFinancial Services Authorityをご覧ください。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
広報IR室
電話: 03-6252-2174 (直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。