[ ご参考 ]
2007年3月22日
富士通株式会社
(本資料は、米国Fujitsu Computer Products of America, Inc. が発行したプレスリリースの抄訳です。)
Fujitsu Computer Products of America, Inc. は、2月26日、City of Angels Medical Center様の救急医療部門に、富士通の手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を導入したと発表しました。あわせて、米Softex Inc. のセキュリティソフトウェア「OmniPass Client Edition」も導入される予定です。
City of Angels Medical Center様は、Greater Los Angeles Areaに複数の病院を所有し、その管理・運営を行っています。今回の「PalmSecure」の採用は、Health Insurance Portability and Accountability Act(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)が求めるセキュリティとプライバシー基準要件を遵守するとともに、システム全体を通じて堅牢で厳重な従業員認証の仕組みを確立し、患者情報の管理を安全に行うことを主な目的としています。
「PalmSecure」の導入前は、救急医療部門の管理スタッフは、通常のパスワードシステムを使用して、新規患者情報の作成、および既存患者情報へのアクセスを行っていましたが、いっそう厳格なガイドラインの制定により、従来の方法では、患者情報の保護要件を満たすことができなくなりました。
City of Angels Medical Center様が直面するこれらの問題は、「PalmSecure」と「OmniPass Client Edition」を管理部門に導入することで効果的に解決されます。これらを組み合わせたソリューションは、ログインセキュリティ、アクセス管理、データ保護において、非常に有効です。
「PalmSecure」は、手のひらの静脈パターンに基づいて個人を認証するもので、高信頼かつ正確な本人確認を実現します。最新の生体認証技術を活用したことで、管理スタッフは、より厳重に保護された守秘義務のある患者情報に自然な操作でアクセスすることができます。また、パスワードと生体認証による二重の認証システムは、連邦政府に義務付けられた規制の遵守にも効果的です。さらに、「PalmSecure」の非接触型のインターフェースは、極めて衛生的であるため、管理スタッフの間で、受け入れられやすいと考えられます。
管理スタッフは、「OmniPass Client Edition」を使用して、システム上のデータ保護に加え、患者の個人情報や他の医療アプリケーションに安全にログインすることができます。同ソフトは、システム上の複数のパスワード管理から生じるコストと煩雑さの軽減を目的としており、使いやすく、生産性向上に貢献します。
Fujitsu Computer Products of America, Inc. のJoel Hagberg, vice president, marketing and business developmentは次のように述べています。「City of Angels Medical Center様に『PalmSecure』を採用いただき、患者の個人情報保護のお役に立つことができることを大変うれしく思います。『PalmSecure』は高精度・高信頼の認証装置であり、『OmniPass Client Edition』と併用することで、個人情報管理の効率化に貢献する理想的なソリューションです。」
City of Angels Medical Center様のRobin Cowles, vice president of strategic planningは次のように述べています。「掌形や指紋など他の生体認証装置も検討しましたが、認識率の点で満足いくものでなく、受け入れられませんでした。『PalmSecure』は高信頼性かつ正確であり、『OmniPass Client Edition』はインストールが簡単で使いやすく、ユーザーはパスワードを覚える必要がありません。また富士通のサポートがある点も好ましいと感じました。」
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