PRESS RELEASE

子ども向けサイト「富士通キッズ：夢をかたちに」を開設

～未来を担う子どもたちに技術の素晴らしさを伝えたい～

昨今、子ども達の理数離れが進んでいると言われています。当社はこのたび、次世代を担う大切な人材の育成は企業の責任でもあるという考えのもと、ものづくり・技術を基本とする企業として、私たち人類の「夢」を「かたちに」する「技術」について子ども達に伝える小学校高学年向けの情報発信ポータルサイト「富士通キッズ：夢をかたちに」を開設しました。

メインのコンテンツとなる「ユメカタ研究室」では、 英知と想像力の結晶により新たなものが生みだされる「研究室」をモチーフに、「手のひら静脈認証」「カラー電子ペーパー」「植物性プラスチック」など、これまで当社がかたちにしてきた夢・技術の一例を楽しいイラストやアニメーションでご紹介します。この研究室をきっかけに、「夢を語り、夢をかたちにする場」として子どもたちの夢が花開くよう、「ユメカタ研究室」と名づけました。

また、環境についてクイズ形式で楽しく学べるコンテンツ「チャレンジエコクイズ」やユニバーサルデザインについてキャラクターを使ってわかりやすく説明するサイトもご用意しています。

さらに、日本国内の教育分野に関する最新情報を掲載する情報ページ「日本の教育情報」を保護者の皆様に向けて公開します。株式会社富士通研 究所^(注2)で開発されたウェブコンテンツの集約技術を適用し、複数のウェブサイトから教育分野に関するウェブコンテンツを高い精度で自動抽出・生成できるようにしました。

＜「富士通キッズ：夢をかたちに」 トップページ＞ 拡大イメージ

＜ユメカタ研究室＞ 拡大イメージ

また、当社が2002年より実施しているアクセシビリティの取り組みを活かし、子ども向けへの新たな配慮を付加した以下のようなユニバーサルデザインを導入しました。

1. 大人とは異なる行動パターンに対応：

   「ユメカタ研究室」を子ども達が好む3D空間に見たてるなど、子ども達が飽きないようにイラストやアニメーションを効果的に使用しています。

   
   
2. 短いパラグラフで簡潔に見せる：

   シンプルで大きな文字を使い、パラグラフをコンパクトにまとめています。また、極力、ページのスクロールが発生しないように配慮しています。

   
   
3. ふりがな、技術内容をやさしく解説：

   小学校高学年を対象として、習得した常用漢字以外には、ふりがなを振っています。また、複雑な技術用語を平易な表現に改め解説することで、子どもだけでなくITの専門知識を持たない方々も理解できるように配慮しています。

   
   
4. 視覚障害者への配慮：

   ユメカタ研究室のFlashコンテンツでは、JIS X8341-3^(注3)に準じ、書かれている文字や操作内容を音声で読み上げることや、配置されたタブをマウスを使わずにTabキーのみで操作することが可能になっています。

   
   

今後も当社は、親子で技術の楽しさ・面白さを語り合うきっかけの場として「ユメカタ研究室」を提供し、楽しいコンテンツを順次公開して行く予定です。子ども向けの情報をこのポータルを通して発信し、未来を担う青少年育成のための当社の取り組みをよりいっそう活性化させてまいります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  注1 アクセシビリティ:

環境、設備、機器、ソフトウェア、サービスなどを障害者、高齢者など、さまざまな人々が利用しやすくしていこうという思想、および利用しやすさの度合い。

  注2 株式会社富士通研究所:

代表取締役社長 村野和雄、本社 神奈川県川崎市。

  注3 JIS X 8341-3:

日本工業規格「JIS」が2004年6月20日に制定した「高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス―第三部：ウェブコンテンツ」。ウェブコンテンツがアクセシビリティ向上のために満たすべき具体的な要件を規定。

関連リンク

• 富士通キッズ：夢をかたちに

本件に関するお問い合わせ

コーポレートブランド室

電話: 03-6252-2637（直通）
お問い合わせフォーム

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