PRESS RELEASE (サービス)
2007-0038
2007年2月26日
富士通株式会社
~ お客様に喜ばれる店舗作りと効率的な店舗運営の実現に向けて ~
株式会社ギガ物産(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役社長:松岡達二、以下、ギガ物産)様では、このほど当社が提供するセルフチェックアウトシステムを導入し、3月5日にギガマート上福岡店、3月20日に新店舗である同五香店にて稼動を開始します。
セルフチェックアウトシステムは、お買い物をされたお客様が、自ら購入商品のバーコード読み取り、袋詰め、精算を行うセルフサービス型のPOSシステムです。
ギガ物産様では、レジ待ち時間の短縮を求めるお客様のご要望に応えるとともに、レジ業務の省力化による効率的な店舗運営を実現するため、本システムの導入を決定しました。
これにより、ギガ物産様では、お客様満足度の向上とコスト削減を図り、お客様によりいっそう喜ばれる新スーパーマーケットを目指していきます。
マミーマートグループのギガ物産様が、埼玉県を中心に10店舗を展開する地域密着型のスーパーマーケットです。幅広い商品調達網と効率的な店舗運営によりEDLP(Everyday Low Price)を実現するとともに、携帯メールによる情報配信など新技術を活用した顧客起点のサービスを展開し、お客様の支持を集めています。
近年、首都圏の小売業界では、オーバーストアや他業態からの参入による競争激化のため、サービスの差別化が急務になるとともに、慢性的なパート・アルバイトの不足解消や店舗運営コスト削減が共通の経営課題となっています。
ギガ物産様では、こうした課題を解決し、お客様に喜ばれる店舗作りと効率的な店舗運営を実現するために、当社の提供するセルフチェックアウトシステムの導入を決定しました。首都圏の当社のお客様では初の導入となります。
お客様のスーパーマーケットにおける不満のひとつにレジ待ち時間があります。その中で一番感じられるのは、混んでいるのに開いていないレジが多く見られることです。当社は、その点を解消するため、今回、セルフチェックアウトシステムの導入を決定しました。
パソコン・携帯電話などの社会への浸透を見るにつけ、セルフレジも必ずお客様にご利用頂けると考えました。セルフレジの検討にあたっては、コストパフォーマンス、操作性、サポート体制、および現状のPOSシステムとの連携を考慮して富士通のシステムに決定しました。
当社は、このセルフレジを始め、今後も顧客サービスの向上に努め、お客様に喜ばれる新スーパーマーケットを目指してまいります。
セルフチェックアウトシステムは、従業員用端末「アテンダントステーション」1台とセルフレジ「カスタマーステーション」4台で構成されます。本システムは、当社と富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:海老原光博)が共同で開発しました。
本システムは、レジ待ち時間を短縮した「エキスプレスゾーン」としての活用や、プライバシーに配慮したお買い物、お子様連れのご家族にゲーム感覚でのお買い物を楽しんでいただくなど、従来にない新しいサービス価値を提供し、お客様に喜ばれる店舗作りに貢献するだけでなく、通常のレジよりコンパクトな上にサッカー台(注1)が不要なため、売り場スペースの効率化も実現します。
また、従業員1人で4台のセルフレジの操作サポートを行えるため、レジ業務に関わる人件費、教育費などの運用コストを1セット当たり年間400万円から600万円程度削減できると想定しています。
富士通グループは、本システムを通じて小売業界における「フィールド・イノベーション」を実現し、お客様の経営課題の解決に貢献してまいります。
なお、当社は、セルフチェックアウトシステムを、3月6日より9日まで東京ビッグサイトで開催される「RETAILTECH JAPAN(注2) 2007」に出展します。
[本システムの特長]
お客様自身が操作していただく端末「カスタマーステーション」は、各種操作部を右側に集約したことで、自然で直感的な操作が可能です。あわせてガイドランプによるサポートを行うことで、初めてご利用になるお客様でも容易に精算ができます。
「アテンダントステーション」では、同時に4台の「カスタマーステーション」の動作確認、エラー解除、イレギュラー対処などの操作・管理ができます。
量販店様向け有人レーンPOSシステムパッケージ「GlobalSTORE(グローバルストア)」をインストールしたPOSと「アテンダントステーション」「カスタマーステーション」を連携させ、有人レジからのサポートも可能です。
[これまでの取組み]
富士通グループの本ビジネスへの取り組みは、2004年4月に米国の子会社 Fujitsu Transaction Solutions Inc.が全米市場で36%のシェアを有するOptimal Robotics社のセルフチェックアウト事業を買収したことに始まります。現在、日本・米州・欧州などで事業を展開し、全世界で約3500店舗、17,000台が稼動中です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
首都圏営業本部 流通統括営業部 関東流通営業部
電話: 048-648-4679(直通)
流通ビジネス本部 プロダクトビジネス推進部
電話: 03-6252-2649(直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。