PRESS RELEASE
2007年2月26日
株式会社ジョイス
富士通株式会社
株式会社ジョイス(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:小苅米 淳一、以下 ジョイス)は、同社の「スーパーセンターみたけ店」にて「セルフチェックアウトシステム」(セルフレジ)を導入し、2月27日に稼動を開始します。
これにより、ジョイスはレジ待ち時間の短縮や、レジ係の効率的な配置が可能となり、お客様に向け、よりいっそうのサービス向上に努めてまいります。
本システムは、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒川博昭、以下、富士通)が製品提供、運用サポートをしています。
ジョイスは北東北に43店舗(岩手県39店舗、秋田県4店舗)を展開しているスーパーマーケットです。店舗は、通常の食品スーパーマーケットの「ジョイス」、フードディスカウントの「ロッキー」、ワンフロアに生鮮食品から一般食品、衣料品、さらにはノンフードのあらゆる商品をそろえた大型店の「スーパーセンター」という3つの形態をとっています。
今回、岩手県盛岡市の「スーパーセンターみたけ店」では、全18台の既存レジのうち、2台を削減し、セルフレジを1システム(4台)導入します。4台のセルフレジを利用するお客様の精算補助のために1名のセルフレジ担当者(アテンダント)も配置し、お客様をサポートします。
ジョイスは、今回の導入により、さまざまなノウハウを共有し、お客様の評価、運用状況の成果をみながら、他店舗への展開を検討する予定です。
セルフレジは、お客様が自分で購入する商品のバーコードを読み取らせ、現金もしくはカードで支払いを行うレジです。一人のアテンダントが複数のセルフレジを監視・確認しており、お客様の操作間違いや問い合わせに対応します。お客様のレジ待ち時間を削減し、売場の店員を効率的に配置することで、サービスの向上を実現します。小売業に増えている長時間営業、24時間営業店への対応のためのソリューションの一つです。
北米の大手量販店においては、すでに普及期に入っており、約65,000台が設置されています。2009年度には19万台程度の普及が見込まれています。
お客様の商品登録からお支払いまでを、音声と画面案内で支援します。
バーコードがない商品はタッチパネルに表示された商品一覧や写真をタッチすることで登録します。
ジョイスハッピークーポンカード、ジョイスカード(クレジットカード)のいずれかをお持ちのお客様もご利用できます。
商品の重さにより登録の誤りを確認します。レジ側に配置された店員が商品登録の様子を画像で確認できます。
セルフレジと通常のレジが併用できます。お客様はレジの選択が可能です。
1. 所在地 | : | 岩手県盛岡市みたけニ丁目12番8号 敷地面積 14,544m2、建築面積 9,734m2、売場面積 8,186m2、駐車台数520台 |
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2. 業態 | : | スーパーセンター | |
3. 開店 | : | 1992年11月 (2001年4月にスーパーセンターの業態にリモデル) | |
4. システム稼働 | : | 2007年2月27日 午前10時 |
セルフチェックアウトシステムは、従業員用端末「アテンダントステーション」1台とセルフレジ「カスタマーステーション」4台で構成されるシステムです。本システムは、富士通と富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:海老原光博)が共同で開発しました。
富士通グループの本ビジネスへの取り組みは、2004年4月に米国の子会社Fujitsu Transaction Solutions Inc.が全米市場で36%のシェアを有するOptimal Robotics社のセルフチェックアウト事業を買収したことに始まります。現在、日本・米州・欧州などで事業を展開し、全世界で約3,500店舗、17,000台が稼動中です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
富士通株式会社
東北営業本部 岩手支店
電話: 019-651-1511(直通)
流通ビジネス本部 プロダクトビジネス推進部
電話: 03-6252-2649(直通)
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