PRESS RELEASE
2007年2月13日
兵庫県信用組合
富士通株式会社
~ 富士通の両方式対応静脈データ登録システムを採用 ~
兵庫県信用組合(本店:兵庫県神戸市、理事長:末廣安治、以下、兵庫県信組)は、2007年2月13日より、信用組合初となる「手のひら静脈」「指静脈」のどちらでも本人確認ができるICキャッシュカードサービスを提供するとともに、自組合ATMで「手のひら静脈」による本人確認を開始します(当初本店営業部のみ、2007年7月より全店取扱開始予定)。
兵庫県信組は金融機関で頻発するキャッシュカード犯罪を経営レベルで捉え、金融庁の指導に準拠する対策を検討した結果、両方式に対応した生体認証ICキャッシュカードの採用を決定しました。
静脈データの登録は富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒川博昭、以下、富士通)が提供する両方式対応静脈データ登録システムにより行います。
これにより、自組合ATMでの本人確認はもとより、提携金融機関ATMにおいても当該金融機関が採用した「手のひら」「指」のいずれの本人確認にも対応可能となり、生体認証の利用機会を拡大するとともに、ATM取引のセキュリティ確保、利便性向上に貢献します。
また、ICキャッシュカード発行にあたっては、通常発行手数料1,050円としておりますが、2007年中はキャンペーン期間として無償で発行し、預金者の負担が過重とならないよう配慮しております。
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兵庫県信組では、これまでもATMでのお客様取引におけるセキュリティに配慮し、操作画面上でのメッセージ表示(2004年10月)、取引限度額の引き下げ(2006年3月)などを行ってまいりました。今回さらに高度なセキュリティを確保するため、生体認証による本人確認を行うICキャッシュカードサービスを提供するとともに、自組合ATMで「手のひら静脈」による本人確認を開始します。当初は本店営業部のみで実施し、2007年7月より全店での取扱いを開始する予定です。
本サービスでは、ICキャッシュカードに手のひら・指両方式の静脈データを登録し、いずれの方式でも本人確認を行うことができます。これにより自組合のATMでは「手のひら静脈」による本人確認を可能とするとともに、提携金融機関のATMでも対応状況に応じて「手のひら」「指」を使い分けることで、生体認証の利用機会を拡大するとともに、ATM取引のセキュリティ確保、利便性向上に貢献します。
ICキャッシュカードへの両方式の静脈データの登録は、富士通が提供するシステムを利用しています。本システムは1台のパソコンに両方の登録センサーを接続し、どちらの静脈データでも登録を可能としたものです。なお、本システムは、富士通と富士通フロンテック株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:海老原光博)が共同で開発したものです。
取扱開始 | : | 2007年2月13日 |
預金種別 | : | 普通預金(総合口座、決済用預金などを含む)、貯蓄預金 |
お客様種別 | : | 個人のお客様 |
発行手数料 | : | キャッシュカード:1,050円(2007年中はキャンペーン期間として無料) |
ローンカード:1,470円 | ||
発行枚数 | : | キャッシュカード1万枚、ローンカード1千枚を予定 |
開発元 | : | 富士通株式会社・富士通フロンテック株式会社 |
販売元 | : | 富士通株式会社 |
価格 | : | 一式 約90万円から(ハード・ソフト含む) |
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名称 | : | 兵庫県信用組合 |
創業 | : | 1951年4月 |
本店所在地 | : | 兵庫県神戸市中央区栄町通3-4-17 |
代表者 | : | 理事長 末廣安治 |
預金量 | : | 3621億1千万円(2006年9月末現在) |
店舗数 | : | 22店舗(2006年9月末現在) |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
兵庫県信用組合 業務部
電話: 078-391-6317
富士通株式会社 関西営業本部 神戸支社 第二営業部
電話: 078-361-2738 (直通)
[非接触型手のひら静脈認証装置について]
富士通株式会社 金融ソリューション開発本部 チャネルソリューション推進部
電話:03-6252-2647 (直通)
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