[ ご参考 ]
2007年1月17日
富士通株式会社
(本資料は、米国Fujitsu Computer Systems Corporationが発行したプレスリリースの抄訳です)
~ ITシステムの標準化により法令遵守とIT管理の簡素化を推進 ~
The First American Corporationグループの1社であり、米国最大の不動産関連情報提供会社のFirst American Real Estate Solutions(以下、RES)様はこのたび、富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER(プライムパワー)」による基幹データセンター統合を完了されました。このプロジェクトは3年にわたり行われたもので、複数存在していたデータセンターを、本番業務用のカリフォルニア州サンタアナと、ディザスタリカバリ用のダラス近郊の2箇所に統合しています。PRIMEPOWERの仮想化機能により、IT管理が容易になり、長期にわたるコスト削減、法令遵守手順の合理化、災害発生時の早期復旧を実現しています。
The First American CorporationのCTOであるエバン・ジェファ氏は、次のように述べています。「特に法令遵守やセキュリティ、コスト削減に関心が強い金融関係のお客様などによりよいサービスを提供するために、我々はインフラをひとつに統一し、数多くあったデータセンターを2つのセンターに統合しました。富士通は、我々の基幹業務が必要とする信頼性とスケーラビリティに大きな役割を果たしてくれました。」
富士通のPRIMEPOWERの仮想化技術により、システム管理が容易になり、ペタバイト級のデータを分類、バックアップするための分析を高速に行えるようになっています。また、データセンター構築に関わる消費電力の削減や冷却費用の削減も実現しています。RES様は今後5年にわたりこの2つのデータセンターを使用し、基幹業務の運用を行い、コスト削減とIT管理やディザスタリカバリの簡素化を実現します。
Fujitsu Computer Systems Corporationマーケティング部門のシニアバイスプレジデントであるリチャード・マコーマックは次のように述べています。「企業組織の拡大により、データセンターは、コストダウンと信頼性の向上を図らなければならない一方で、ITインフラの統合という難問に直面しています。RES様は、富士通のPRIMEPOWERにより、データセンターの統合と、法令遵守およびディザスタリカバリにおいて高い信頼性を実現されました。」
First American Real Estate SolutionsはThe First American Family of Companiesの一員であり、米国最大の不動産関連情報提供会社です。RESのデータベースは米国の人口の99%に相当する2,900以上の郡(county)をカバーしています。60万以上の企業ユーザーを抱えており、不動産の取得や保有、詐欺行為の探知や防止、ローン取引にかかる時間や費用対効果の改善、居住施設や商用施設の価値の測定、不動産トレンドと近隣環境の特徴の調査、市場価格の追跡調査や市場シェアの増加などに活用されています。RESの株式の80%はThe First American Corporationが、残りの20%はExperianが所有しています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
電話: 03-6252-2174(直通)
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