Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

[ ご参考 ]

2006年12月22日
富士通株式会社

(本資料は、米国Fujitsu Computer Products of America,Inc. が発行したプレスリリースの抄訳です)

富士通の「PalmSecure」テクノロジーが、IBG社から性能認定を取得

~ 最先端の生体認証装置が、CBT Round 6で高スコアを獲得 ~

2006年12月18日、Fujitsu Computer Products of America, Inc.(以下、FCPA)は、富士通の生体認証装置「PalmSecure」が米インターナショナル・バイオメトリック・グループ(以下、IBG社)のComparative Biometric Testing(CBT)で、Biometric Performance Certification(生体認証に関する性能認定)を受けたと発表しました。CBTは、入退出管理、POS、入国管理、PCログインなどで日常的に使用される生体認証システムを評価するものです。

IBG社は、技術的に中立な独立系コンサルティング会社です。CBTでは、シナリオベースのテストにより、精度と使い勝手を評価することで実社会での性能を把握します。CBT Round 6 は、複数の血管認証技術を評価する初めての第三者によるテストです。通常こうしたテストは、認証サンプルと登録テンプレートの比較に基づき行われ、「PalmSecure」の場合、約4万サンプルでの本人比較と5,000万サンプルでの他人比較が実施されました。

IBG社によれば、「PalmSecure」は登録成功率で抜群の性能を発揮し、設定された登録処理を終了しなかった者は1,290人中1人のみで、失敗率はわずか0.08%でした。これは、極めて低い失敗率であり、事実上あらゆる人々に適用可能で何ら生理的制約を受けないことを意味します。さらに、虹彩認証をはるかにしのぐ2.13秒という認証時間を実現しました。これらは、「PalmSecure」が多くの人々にご利用いただけ、ユーザーの操作習得が容易で大規模アプリケーションの展開に際して、理想的な装置であることを示します。

特筆すべき点として、「PalmSecure」は、認証精度テストでも優れた成績を収めました。他人受入率(FAR)と本人拒否率(FRR)は、競合製品と比べていずれも極めて低いものです。

FCPAのマーケティングおよび事業開発担当のvice presidentである Joel Hagberg氏は、次のように述べています。「当社は、CBTにおいて、『PalmSecure』が優れた成果を挙げたことに大変満足しています。IBG社は、高い評価を得ている生体認証のコンサルティング会社であり、政府や民間企業にサービスを提供する本分野の専門企業です。今回の結果は、『PalmSecure』の優れた認証精度と高い汎用性を裏付けるものです。」

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

本件に関するお問い合わせ

広報IR室

電話: 03-6252-2174(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。