Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

[ ご参考 ]

2006年12月12日
富士通株式会社

(本資料は、英国Fujitsu Services が発行したプレスリリースの抄訳です)

富士通サービスが、
独ITサービス企業TDS社の株式の過半数を取得

富士通サービスは、12月11日、機関投資家であるジェネラル・アトランティック社の保有するTDS社の株式を1株あたり2.8ユーロで取得する契約書に調印しました。さらに別の株主も富士通サービスへの持株の売却を申し出ています。

これにより富士通サービスは、TDS社の全株式のうち79.1%を保有する株主となります。これは、富士通サービスの40年にわたる歴史の中でも意義深く、ヨーロッパでの継続的な成長への意思を示すとともに、市場での地位をさらに強化するものです。両社が相互に補完しあうことで、ITアウトソーシング、人事系サービス・ソリューション、デスクトップ管理サービス、ITインフラとITコンサルティングなどを含む、包括的なITサービスの提供が可能になり、ドイツ市場で大きな力を持つことになります。

富士通サービス・欧州大陸部門のマネージングディレクターである Andrew MacNaughton 氏は、次のように述べています。

「これはヨーロッパでの成長戦略における重要なマイルストーンです。今回の投資で両社の強みが融合することにより、われわれはドイツのトップITサービス企業の一つとなり得るでしょう。」

富士通グループのITサービスの売上は140億ユーロを超えており、世界ITサービス市場で第3位に位置しています。富士通グループの欧州におけるITサービス部門である富士通サービスは、20ヶ国で事業を展開し、ヨーロッパ全域に18,000人、ドイツには300人の従業員を擁しています。2005年度の売上は33億ユーロでした。TDS社の2005年度の売上は9,300万ユーロで、ドイツ、オーストリア、スイスに700人を超える従業員を擁しています。

市場をリードするTDS社の人事系BPOサービス、定評あるSAPスキル、ITアウトソーシングとITコンサルティングの豊富な実績と、富士通サービスが注力するITインフラサービスに関する設計・開発・運用とは、お客様に大きな利益をもたらすものです。

富士通サービス・ドイツのCEOである Winfried Holz氏は、次のように述べています。

「今回の買収は、当社にとって胸躍る第一歩です。当社にはヨーロッパ全域で意欲的な成長計画があり、ドイツ市場でのプレゼンスをより強固にしていく上で、700余名の新たな仲間を迎えることを嬉しく思います。お互いの強みを結集することで、持続的成長と発展の土台をつくり、既存ならびに新規のお客様に貢献していきます。」

TDS社のCEOである Michael Eberhardt 氏は、次のように述べています。

「強力なグローバルプレーヤーである富士通と手を組むことで、国際的な大企業にわれわれのサービスを提供することが可能になります。両社の提供サービスは完全な補完関係にあり、今後のITサービス市場において、あらゆる機会に有効に活かされるでしょう。」

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