PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2006-0087
2006年5月16日
富士通株式会社
NGNソリューション第2弾
~ NGNで最も重要となる多重処理性能が汎用製品に比べ2.6倍向上 ~
本システムは、5月18日、19日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催する 「富士通フォーラム2006」でご覧いただけます。
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今日では、音声・画像通話サービス、オンライン・トレード、ショッピング、公共サービスばかりか、緊急電話やITS(Intelligent Transport System)のような社会インフラまでもがIPネットワークにより構築されるなど、IPネットワークがライフライン化するとともに、そのシステムの安全性・信頼性は、ますます私達の日常生活に大きく影響を与えるようになってきました。
また、NGNによりネットワークのオープン化が進展すると、Mobile Virtual Network Operator(MVNO)などによる新しいネットワーク・サービス提供業者が多く登場し、今後ますますサービス開発・提供のスピードが飛躍的に速まっていくと考えられます。
今回当社は、こうした社会ニーズに応える性能や安全性・信頼性を「UB300/NGNプラットフォームシステム」にて提供します。サービス事業者は、本システムを採用することで、システム開発のリードタイム短縮が可能となるばかりか、NGNが要求するさらに一歩進んだ性能や安全性と、それらのサーバ群を長期安定的に運用する環境を容易に得られます。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
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UB300/NGNプラットフォームシステム | 1,382万円から | 2006年7月 |
今後3年間で400システム
ネットワークサービス専用設計のため、従来汎用システムでは実現しなかった性能や信頼性はもちろんのこと、通常スペックには表れにくいネットワーク運用者の現場作業環境も大幅に向上しました。
専用ミドルウェアの実行制御によりスレッド処理性能が汎用製品に比べ2.6倍に向上しています。
サーバ間通信環境に、SOAP(注3)、CORBA(注4)をサポートするなど、オープンなコンピュータ環境との親和性が高く、さまざまなシステム連携を実現します。
既存ハードウェアで稼働中のソフトウェア資産の移植性に優れた設計をしています。
本システムがNGNのサービス配信者側のシステムとして普及することで、サービスの利用者にとっても、NGNがよりいっそう、何時でも何処でも、誰でも手軽に、安心・安全に利用できるものになると確信しております。
当社は、NGNへ向けたソリューションの第1弾として、本年1月に光バックボーンネットワークを構築する「FLASHWAVE 7500X WDMシステム」、光アクセス「FAシリーズ」を発表いたしました。今回、第2弾となる上記製品を発表することで、NGN分野での製品拡充に努めてまいります。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
電話: 0120-933-200(フリーダイヤル)
受付時間: 午前9時~午後5時30分 (土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。