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PRESS RELEASE (ユビキタスプロダクト)

2006-0066
2006年4月13日
富士通株式会社

企業向けデスクトップパソコン「FMV-ESPRIMO」のラインナップを一新

~基本性能・セキュリティを強化~

当社は、企業向けデスクトップパソコン「FMV-ESPRIMO」のラインナップを一新し、全5シリー ズ18機種の販売活動を4月13日から開始します。CPUの強化(注1)やシリアルATA接続HDDの標準搭載機種の拡充(注2)によりパフォーマンスの向上を図っています。さらに、全機種セキュリティチップを標準搭載し、セキュリティ機能を強化しています。

また、ウルトラスモール型「FMV-B5220」では、薄型フットを新規に採用し、省スペース性をさらに強化しています。


ウルトラスモール型「FMV-B5220」
拡大イメージ

コンパクト型「FMV-D5320」「FMV-D5220」、ウルトラスモール型「FMV-B5220」、および液晶一体型「FMV-K5220」で、標準搭載CPUの性能を強化しています。また、従来のパラレルATA接続HDDに比べ、最大1.5倍の高速化を実現するシリアルATA接続HDDの標準搭載機種を17機種に拡充することで、より快適にパソコンをご利用いただけます。

さらに、全機種に暗号鍵やパスワードなどのセキュリティ情報を安全に保管するセキュリティチップを標準搭載し、セキュリティ機能を強化しています。

また、ウルトラスモール型「FMV-B5220」は、モバイルパソコン用CPUの搭載により、A4ファイルサイズ程度の縦28.0cm x 横28.4cmのコンパクトサイズを実現しています。さらに、今回、新たに薄型フットを採用することで、机上スペースをより有効活用することが可能です。なお、「FMV-B5220」では、業界最小レベルとなる通常消費電力約37W(注3)を実現し、環境負荷および、機器ランニングコストを低減します。さらに、標準装備の電源連動式サービスコンセントと当社ディスプレイを組み合わせることで、より省電力化が図れます。


本製品の特長

  1. 基本性能の強化
    • コンパクト型「FMV-D5320」「FMV-D5220」、ウルトラスモール型「FMV-B5220」、液晶一体型「FMV-K5220」で、標準搭載CPUの性能を強化しています。
    • 従来のパラレルATA接続HDDに比べ、最大1.5倍の高速化を実現するシリアルATA接続HDDの標準搭載機種を従来の6機種から17機種に拡充しています。
    • ミドルタワー型「FMV-W5220」、コンパクトスリムタワー型「FMV-E5220」、コンパクト型「FMV-D5320」では、ハードウェアRAID1(ミラーリング)機能を搭載する「SATA-RAIDモデル」を用意しています。大容量80GBのHDDを本体に2基搭載し、データを完全に二重化することで、万一のHDD故障時にデータ損失を防ぎます。また、今回新規で「SATA-RAID」に対応することで、従来の「IDE-RAID」に対し、パフォーマンスを約2.2倍(注4)向上させています。
  2. セキュリティ機能の強化
    • 全機種で暗号鍵やパスワードなどのセキュリティ情報を安全に保管するセキュリティチップを標準搭載し、パソコン本体のセキュリティレベルを飛躍的に向上させています。
    • 本体のUSBポートや記録型光学ドライブなどの接続を無効とし、データの不正な持ち出しを制限する「Portshutter V2」を全機種に標準添付しています。USBポートについては、単に無効にするだけではなく、管理者が定めたUSB機器のみ利用可能にする設定も可能です。
  3. シリーズ最小筐体のウルトラスモール型「FMV-B5220」
    • 約6.7リットルのコンパクト筐体を採用しています。今回、薄型フットを新規採用することで、机上スペースをより有効活用できます。
    • モバイルパソコン用のCPU「インテル® Pentium® M プロセッサ740」、「インテル® Celeron® Mプロセッサ380」を採用し、通常消費電力を約37Wまでに抑える優れた省電力性能を実現し、環境負荷および機器ランニングコストを低減します。
  4. 使いやすさの追求
    • 工具不要で本体カバーの開閉が行える「イージーアクセス筐体」を採用し、メモリやHDDなどの増設が簡単に行えます。
    • 標準装備の連動式サービスコンセントにより、本体の電源からディスプレイの電源切断が可能です。電源コンセントを効率的に使うとともにディスプレイ電源の消し忘れを防止します。
    • 当社独自のファン制御技術により、パソコン本体内の温度変化に合わせてリアルタイムで冷却ファンの制御を行い、騒音と温度の両方に配慮しています。システム待機時には「人のささやき声」(30デシベル)よりもさらに低い22.4デシベル(注5)を実現します。

なお、当社WEBショッピングサイト“WEB MART”にてお求めやすい価格で提供している「FMVバリューシリーズ」については、セキュリティチップを標準搭載したコンパクト型「FMV-D3220」および、基本性能を強化したコンパクトスリムタワー型「FMV-E3220」の計2機種を新たに提供します。これらの機種には、1台のHDD上でシステム領域のバックアップと瞬時の復旧を可能にするバックアップツール「StandbyDisk Solo RB(スタンバイ・ディスク・ソロ・アールビー)」を標準添付しています。


希望小売価格、および提供時期

  • ウルトラスモール型「FMV-B5220」のカスタムメイド最小構成の場合

    以下の価格は、Windows® XP Home Edition搭載の標準構成仕様での希望小売価格(税別)であり、カスタムメイドによる仕様変更により異なります。

CPU希望小売価格仕様概要提供時期
インテル® Celeron® M
プロセッサ380
7万7,000円 メモリ:256MB(DDR2 SDRAM)
HDD:40GB
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
セキュリティチップ
5月中旬

(その他の機種を含めた標準構成、および提供時期については、添付資料をご参照ください)


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


添付資料

PDF 発表製品一覧 (149KB)


以上

注釈

  注1 基本CPUの強化:
「FMV-D5320」「FMV-D5220」「FMV-B5220」「FMV-K5220」で標準搭載CPUを強化。
  注2 シリアルATA接続HDDの標準搭載機種拡充:
「FMV-D5120」以外の全機種で標準搭載。
  注3 約37W:
「FMV-B5220」標準構成での当社測定値。
  注4 約2.2倍:
PCMark05のHDD Scoreによる測定値。測定には「FMV-E5220」を使用。
  注5 22.4デシベル:
「FMV-D5120」での当社測定値(本体待機時)。

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