Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

ご参考

2006年3月8日
富士通株式会社

(当資料は、英国Fujitsu Telecommunications Europe Ltd が発行したプレスリリースの抄訳です)

富士通とブリティッシュテレコムが
「21世紀ネットワーク計画」で契約を締結

[英国バーミンガム発 3月6日]-Fujitsu Telecommunications Europe Ltd(富士通テレコミュニケーションズヨーロッパ)は本日、アクセスドメインの主要サプライヤーとして、ブリティッシュテレコム(以下、BT)と正式に契約を締結したと発表しました。これにより富士通は、BTの既存のアクセスネットワークと「21世紀ネットワーク計画」(以下、21CN)のコアとなるIPベースネットワークとを接続する、マルチ・サービス・アクセス・ノード(MSAN)を提供することになります。2005年4月の発表で富士通は主要サプライヤー8社の一つに選ばれており、今回の契約締結につながったものです。BTが世界をリードする次世代ネットワーク技術への投資を進めるなか、パケットベースの音声・データサービスを支えるIP コンバージドネットワークを世界で初めて実現することに向け、富士通の通信機器サプライヤーとしての実力が高く評価されました。


富士通株式会社の黒川博昭社長のコメント:

「富士通がBTの画期的な21世紀ネットワーク・プロジェクトに参画することを誇りに思います。我々はこのプロジェクトが、最新の次世代サービス提供と並んで、次世代ネットワークが既存の機能やサービスをどのように支援していくかを実証する、国際的に重要な開発であると信じております。BTの21世紀ネットワーク構想は、次世代ネットワーク技術のグローバル展開の先導役を果たしています。我々はこの戦略的に重要なプロジェクトを成功させるため、BTや他の選定ベンダーと協調し取り組んでいくことを期待しております。」

BTホールセールCEO ポール・レイノルズ氏のコメント:

「BTおよびBTのサプライヤーは、次世代ネットワークにおいて21CNで世界をリードしています。我々が21CNを進めていけば、各国の通信キャリアもそれに追随してくることになるでしょう。また今回のBTのネットワーク変革を通して得られた体験、開発された技術はいずれ、他の次世代ネットワーク開発の基準を確立する事になるでしょう。わが社はワールドクラスのサプライヤーとともに同計画を強力に進め、今後一年以内には、英国のお客様に21CNのサービスを使っていただき、きっと満足していただけることになるでしょう。」

富士通テレコミュニケーションズヨーロッパCEO アンディー・スティーヴンソン氏のコメント:

「昨年4月以来、BTとわが社の合同チームは、今後数年間でBTの21CNの最適化を実現すべく、誠心誠意努力してまいりました。この度、サプライヤー契約が成立した事をわが社としても大変嬉しく思っております。富士通はこの2年あまり、21CN事業実現に向け、革新的技術の提供という形で貢献してまいりました。今後数ヶ月間、広く認知されているわが社のMSANインフラ提供における専門技術とサービスがうまく相互に機能して、世界初の次世代ネットワークの実現に貢献することと確信しております。」

富士通テレコミュニケーションズヨーロッパについて:

富士通テレコミュニケーションズヨーロッパは、ヨーロッパにおけるブロードバンドアクセス装置の大手サプライヤーであるとともに、DSL技術開発センターをはじめ、富士通のアクセスネットワークソリューションの設計拠点としても機能している。英国ウェストミッドランドのバーミンガムを拠点とし、ヨーロッパ市場を対象としたテレコミュニケーション技術の設計・開発・製造を行っている。同社はBT社と長年に及ぶ関係を構築しており、その技術は英国内のブロードバンド300万回線以上をカバーしている。2005年4月には、同社の先進技術により、英国女王賞(イノベーション企業部門)ならびにISPAベストハードウェアアワードを受賞している。

(詳細については、http://www.fujitsu.com/uk/services/telecom/ を参照ください。)


以上

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