PRESS RELEASE
2006-0051
2006年3月31日
富士通株式会社
~既存のハードウェアを活用、最新のIT技術で安全対策を行ったWebシステム~
当社は、岩手県奥州市様の電算システムを構築し、奥州市様の誕生に合わせて提供しました。
当社が構築した奥州市様の電算システムは、住民サービスを行うシステムと行政事務を行うシステム、広域情報通信光ファイバーネットワークからなります。
奥州市様は、岩手県内陸南部に位置し、2006年2月20日に水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村の5市町村が合併して誕生しました。これまで各市町村が提供してきたサービスを当システムにより、継続して提供します。
当社が構築した奥州市様の電算システムは、住民の個人情報のみならず行政運営上の重要な情報を扱うシステムであることから、さまざまな脅威から防御し住民の財産やプライバシーを守るために、情報セキュリティポリシーを策定しさまざまなシステムの安全対策を行っています。
なお、奥州市様は、システム運用を社団法人胆江農業管理センターに委託し、運用の効率化を図っています。
奥州市様 市役所外観 |
ネットワークへの不正アクセス防止、通信データの暗号化、非接触型ICカードによる職員認証などにより、情報が第三者に漏れない機密性、情報が不正に改ざん・破壊されない安全性、許可された利用者のみが必要なときに情報にアクセスできる可用性を実現しています。
また、奥州市様では情報セキュリティポリシーを策定し、住民、職員が安心して利用できる情報セキュリティレベルを確保します。
住民の価値観や生活形態の変化に伴い、提供する住民サービスの高度化、多様化に対応するため、Webをベースにしたオープンシステムにさまざまなパッケージ製品を適用しています。
また、社団法人胆江農業管理センターの、統合行政ネットワーク(LGWAN)を活用したASPサービスなどを活用しています。
住基カードに対応した自治体向け情報サービスステーション「Conbrio J(コンブリオ ジェイ)」(注5)やICカード標準システムといった、合併前に使用していたIT機器、システムを新システムにおいても継続して活用しています。
WindowsやLinux OSを採用し、優れたコストパフォーマンスを実現しており、ファイルサーバ・Webサーバを始め、データベースサーバにいたるまで、幅広い業務に活用できます。奥州市様の電算システムでは、約70台の「PRIMERGY」を使用してシステムを構築しています。
詳細は、下記のWebサイトをご確認ください。
http://www.fmworld.net/biz/primergy/
個人情報保護法対策、情報漏洩対策として、資産管理、パソコンのセキュリティ管理、操作ログの収集・分析、不正操作の防止、データの暗号化、検疫ネットワークシステムを容易に実現する製品です。セキュリティを強化しながらTCO削減を実現します。奥州市様の電算システムでは、「Systemwalker Desktop Keeper」「Systemwalker Desktop Patrol」を使用しています。
詳細は、下記のWebサイトをご確認ください。
http://systemwalker.fujitsu.com/jp/solution/solution_31.html
市長 | : | 相原正明 |
面積 | : | 993.35平方キロメートル |
総人口 | : | 131,227人(2006年2月28日現在) |
市役所所在地 | : | 岩手県奥州市水沢区大手町一丁目1番地 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
東北営業本部 岩手支店
電話:019-651-1511 (直通)
[「PRIMERGY」「Systemwalker Desktopシリーズ」について]
富士通コンタクトライン
電話:0120-933-200 (フリーダイヤル)
受付時間 午前9時~午後5時30分 (土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
お問い合わせフォーム
[「Conbrio J」について]
自治体ソリューション事業本部 商品計画部
電話:03-6252-2511 (直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。