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PRESS RELEASE

2006年3月16日
甲南大学
富士通株式会社

統計学入門用e-Learningコンテンツ 販売開始

統計入門「正規母集団からの標本平均の区間推定」
甲南大学が開発したコンテンツを富士通が販売

富士通株式会社(代表取締役社長:黒川博昭、本社:東京都港区、以下、富士通)は、甲南大学(学長:杉村芳美、本校:兵庫県神戸市)が開発した統計学入門用e-Learningコンテンツを、本日より販売開始します。

本コンテンツは、甲南大学が開発した統計学の入門用コンテンツで、さまざまな問題を統計学的手法によって解析、分析したい社会人や学生を対象としています。数式による説明を極力抑え、グラフや静止画、動画を多用した直観的な説明を行うことで、数学の素養があれば、統計学の基礎概念から、正規母集団からの標本平均の区間推定まで学習できます。また、単元ごとに演習問題を配することで、学習の進度を確認しながら理解を深めることができます。

甲南大学は、大学教育の充実と高度化を目的として、e-Learningコンテンツの開発を推進しています。今般、大学独自で製作したe-Learning教材の中から、大学の授業以外でも広く利用可能な、統計学入門用e-Learningコンテンツを提供します。

富士通は、学校教育での補助教材として、また自学自習用教材として、e-Learningコンテンツを教育分野に提供しています。今般、これまでの教育機関への販売実績を踏まえ、学習支援強化の一環として、大学教育の統計学授業向けに甲南大学が開発したコンテンツを販売します。

今後も、甲南大学と富士通は、統計学入門用e-Learningコンテンツのみならず、漢文など他の分野のコンテンツにおいても提携し、富士通より販売する予定です。

加えて、教育用e-Learningコンテンツのみならず、さまざまな分野において産学連携を推進してまいります。


統計学入門用e-Learningコンテンツの特長

  1. 動画の多用により統計学の基礎概念を直観的に学習

    重要な概念である母集団や標本の抽出方法、確率変数、標本の分布、正規分布の1次結合、標本の平均、標本平均の分布、標準化、信頼区間、区間推定なども、動画を用いてビジュアルに分かりやすく説明しています。

  2. 標本平均の分布をシミュレーション表示

    標本平均の分布をシミュレーションで表示することにより、標本の大きさが標本平均の分散に関係していることが理解できます。また、標本平均が母平均に近づいていくことも直観的かつ視覚的に理解できます。

  3. 区間推定を分かりやすく学習

    これまで区間推定は、複雑な分布表から求める信頼率と対応する信頼区間の端点の値を求めることで学習されていました。本コンテンツでは、画面上の正規分布グラフをクリックすると、その区間の確率が表示されて簡単に信頼率と比較でき、信頼区間の意味が理解できます。また、分布表も参照できるようになっています。

販売価格、および出荷時期

製品名販売価格(税別)出荷時期
Internet Navigwareコースウェア
「統計入門」
使用期間1年、同時利用20クライアント
15万円から
2006年3月31日より

販売目標

2010年3月末日までに5,000万円。

主な仕様

種別eラーニング教材
ソフトウェア容量2メガバイト
標準学習時間4時間

動作環境

[サーバ]
eラーニングシステム「Internet Navigware Server Enterprise Edition V8.0」が動作するサーバ
[クライアント]
以下のWebブラウザが動作する環境
・Microsoft Internet Explorer 6.0SP1
・Netscape Navigator 7.1が動作する環境
Windows OSのみサポートしています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社 文教ソリューション事業本部 文教ソリューション支援統括部

電話: 03-6252-2565(直通)
E-mail: el@osaka.ssg.fujitsu.com


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