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ご参考

2006年2月24日
富士通株式会社

(当資料は、富士通コンサルティングと米Rapidigm社が発行したプレスリリースの抄訳です)

富士通コンサルティング、米Rapidigm社の買収により
コンサルティング要員数を75%以上増強

富士通コンサルティング(以下、FC)と米Rapidigm社は22日、FCがRapidigm社を買収することで、最終的な合意に達しました。Rapidigm社は、米国ペンシルバニア州ピッツバーグに本拠地を置き、ITコンサルティングおよびITインテグレーションを主要事業とする未公開企業です。米国の22都市に事業所を持つほか、インドにオフショア開発センターを開設しています。本件買収は、諸条件の合意や法的手続き後、45日以内に完了する予定です。

Rapidigm社の買収により、FCの北米でのITコンサルティングおよびITインテグレーション能力の著しい向上、また、オフショアデリバリー能力の大幅な増強が期待されます。Rapidigm社は、SAP、Oracle、PeopleSoftのERPのほか、ビジネスインテリジェンス()、とカスタムアプリケーション開発などの分野について、高度な技術を有しています。

FCのCEO、John Roseは「Rapidigm社の買収により、FCはオンショア、ニアショア、オフショアを効果的に使い分けることでお客様のご要望によりきめ細かく応えていけるだろう。Rapidigm社とFCは両社ともお客様のニーズに素早く対応するサービスで評価をいただいている。買収によって事業規模が拡大しても、このような姿勢は堅持していきたい」と述べています。

Rapidigm社CEO兼会長のLew Wheelerは、「われわれと同様、ITサービスとカスタマーサポートに重きを置くFCに加わることを光栄に思う。Rapidigm社のERPにおける高度な技術、全米に拡がる拠点網、サポートサービスは、FCの事業を補完するものであり、今回の買収により、両社のお客様は、より高度なコンサルティングサービスとより多様なデリバリーを受けることが可能となる」と述べています。

今回の買収により、米国の主要マーケットで約1,200人、さらにはインドにある2ヶ所の開発センターで約800人のコンサルタントが増強されることになります。これにより、FCのコンサルタント総数は4,900人を超えます。

この買収に関する金額条件は公表されていません。

FCは、北米市場での主要マーケットにおけるプレゼンス向上、事業領域の拡大を重視する成長戦略をとっており、その一環として、戦略的な買収を進めています。Rapidigm社の買収を含め、FCは北米において、この15ヶ月の間に計5件の買収を実施しました。


Rapidigm社について

社名 Rapidigm
代表者 Lew Wheeler (CEO兼会長)
従業員数 約2,000名(米国約1,200名、インド約800名)
事業内容 ERP、SCM、ビジネスインテリジェンス、CRMなど企業向けソリューションの提供、ならびにカスタムアプリケーションの開発

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

注釈

  注 ビジネスインテリジェンス:
企業情報活用システムにおいて、質の高い戦略的意思決定と、経営に反映していく情報活用のサイクルを構築するための考え方。

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